金沢の醤油やポン酢を世界のシェフに届ける取り組みの中で、現地のシェフと連携し、和の調味料を洋食に応用する試みを進めてきました。
その過程で、ミシュランガイド掲載の星付きレストランでは、仕上げのソースとして「泡」が重宝されていることを知りました。

現在では定番的な技術となっている、消えない泡をお皿の上に盛り付けて仕上げる「エスプーマ」という技法は、ふんわりと軽やかに食材に寄り添い、料理に華やかさと繊細さを加える魅力的な手法です。
しかし、一般のご家庭で取り入れるには、専用機材の準備や手間、コストがかかってしまいます。

そこでヤマトは、忙しいシェフや料理人のタイムセーバーとなることを目指し、「泡ポン酢」を開発しました。
完成までには一年以上の試作期間を要しました。

この「泡ポン酢」は、軽やかなゆずの香りと酸味が特徴の塩ぽん酢を、付属の容器に入れてプッシュするだけで、簡単に持続性のある泡として仕上げることができます。

手のひらサイズで片手でも操作できるため、ホームパーティーなどの集まりで、盛り付けの仕上げに使えば、食卓が一層華やかになります。