金沢駅で購入できる!金沢のお土産まとめ
(最終更新日:2020年10月7日)
Go To トラベルのキャンペーンが始まりました。まだまだ気を抜くことは出来ませんが、金沢にも観光のお客様が増えつつあるようです。今回は、金沢駅で購入できる金沢のお土産におすすめのお品をまとめました。私自身金沢市民として、選択に迷うところですので、気づいた点があれば随時更新してゆきます!
金沢のお土産を検討している方はぜひご一読ください。
※記事は2020年10月時点で執筆しました。できるだけ新しい情報をと思っていますが、最新の営業時間や料金は直接各施設へお問い合わせください。検温や手洗い、マスク着用などのご配慮をよろしくお願いします^^
もくじ
1.金沢駅・あんとで買えるお土産13選
1-1.定番のお菓子
1-2.男性におすすめ!お酒やおつまみのお土産
1-3.女性におすすめ!インスタ映えする人気お土産
2.旅行の思い出にも!観光スポットで買えるお土産
2-1.金沢21世紀美術館近くで買えるお土産のおすすめ
2-2.ひがし茶屋街で買えるお土産のおすすめ
2-3.にし茶屋街で買えるお土産のおすすめ
3.まとめ
1. 金沢駅・あんとで買えるお土産
いきなり結論となりますが、金沢土産を購入するなら、金沢駅のショッピングモール「金沢百番街」内の「あんと」がおすすめです。多くの老舗店舗や有名店舗が一堂に会していて、あんとには金沢らしいグルメを楽しめる飲食店を含めると86店もの店舗があり(2020年3月時点)、そのうち工芸や銘菓、食品は約50店舗となっています。これだけ集まっていますので、比較して購入するならとても便利ですよ。金沢駅・あんとで購入できるお土産からおすすめを一挙にご紹介します。
1-1. 定番のお菓子
【金沢うら田さんの加賀八幡起上もなか】
金沢の老舗和菓子店「うら田」の「加賀八幡起上もなか」は、薄い生地の中にたっぷりの粒あんが入った定番の和菓子です。金沢の郷土玩具「加賀八幡起上り」を模しています。「加賀八幡起上り」は金沢では、子どもの誕生や婚礼のお祝いとして古くから贈られる縁起ものですので、それをかたどった「加賀八幡起上もなか」は金沢らしい贈り物としてぴったりですよ。
【きんつば中田屋さんのきんつば】
金沢できんつばといえば「中田屋」さんと言われるほど、有名な銘菓です。契約農家さんで丁寧に栽培された上質な極上大納言小豆を贅沢に使用しており、しっかりとした甘みが楽しめます。粒あん好きの方にぜひともおすすめしたい一品です。
【落雁諸江屋さんのわびタンス】
お茶菓子として全国で有名な落雁ですが、金沢では老舗「諸江屋」の落雁が定番です。落雁は炒ったうるち米の粉を砂糖と混ぜ合わせて木型で押し固めて作ります。諸江屋はこうした伝統的な落雁はもちろん、ココアパウダーを混ぜたほろ苦い「La・Kugan(ココア)」といった落雁も提案しており、若い世代の方にもおすすめです。中でも小さなタンス状の箱に落雁が入った商品「わびタンス」は見た目も可愛らしいです。
【菓匠高木屋さんの紙ふうせん】
高木屋の「紙ふうせん」は白、ピンク、緑といった色とりどりの丸いもなかの中に、錦玉(和風ゼリー)がたくさん詰まっているお菓子です。錦玉には赤ぶどう、黄レモン、白ワイン、黒砂糖などがあり、見た目の可愛らしさと裏腹にすこし大人向けの味わいが魅力的です。
【プレミナンスさんの金澤ぶりゅれ(大野醤油)】
洋菓子派で、手作りの美味しさをそのまま贈りたい方におすすめなのが、この金澤ぶりゅれ。能登の元気な卵と奄美諸島のミネラルたっぷりの素焚糖を使い、シェフが特別な製法で丁寧に焼き上げたお菓子です。表面がカラメル化してパリパリとした食感のブリュレに、地元素材として大野醤油が使用されています。しっとりとした上品な甘さの生地と、パリパリと香ばしいブリュレの二層の食感が楽しめて、贈られた方もきっと満足感を得られることでしょう。
1-2. 男性におすすめ!お酒やおつまみのお土産
特に男性におすすめのお酒・おつまみのお土産についてご紹介します。石川県は白山から流れ出る豊かな清流とおいしいお米がとれることや、能登出身の杜氏の活躍により日本でも屈指の地酒の名産地と言われています。また日本海の海の幸を原材料に使ったおつまみや珍味、金沢らしい発酵食品も数多くあります。「あんと」で購入できるおすすめの地酒、おつまみをご紹介します。
【金沢地蔵蔵のごぞうセット】
金沢地酒蔵では石川県内の35蔵の地酒を取り扱っており、店内には気軽に地酒を飲み比べできるバーも併設しています。金沢地蔵蔵限定商品の「ごぞうセット」は金沢産のお米・酵母を使用し、別々の酒蔵で仕込まれた「加賀鶴」「長生舞」「御所泉」「福正宗」「日榮」の地酒5本をセットにした商品です。もちろん、ご贔屓の蔵元のお酒を指定して単品から購入することも出来ますし、ワンコインで試飲できる「地酒の自販機」があり、色々と試したい時にはダントツでオススメしたいお店です。
【加賀棒茶 丸八製茶場の献上加賀棒茶】
ご年配でアルコールを好まれない方への贈り物に、金沢市民が愛するお茶はいかがでしょうか。一番摘みの上質の茎を浅く焙じた献上加賀棒茶を中心に、全国各地の特色ある日本茶を揃えているのが、金沢駅の丸八製茶場さんです。お年を召されてからは特に焙じ茶を好まれた昭和天皇にと、試行錯誤を重ねてつくった棒茶が「献上加賀棒茶」です。特徴は澄みきった琥珀色で、一番摘みの良質な茎を芯から浅く焙じ、旨味をひきだしているそうで、ホッと気持ちが和らぐ、納得の味わいと香りです。
【逸味 潮屋さんの鰤(ブリ)のたたき】
金沢・能登の海の幸を生かした美味を揃えたお店です。北陸といえばノドグロやカニが有名ですが、「鰤(ブリ)のたたき」は召し上がったことはありますか?逸味潮屋さんでは、石川ならではの素材を活かして、調味料から魚まで目利きが揃えたお品が揃っていますよ。
【四十萬谷本舗さんのかぶら寿し】
金沢らしい発酵食文化を楽しめる食べ物といえば、このかぶら寿しです。寿しと言っても、にぎり寿しではなく馴れ寿しの一種で、米糀の発酵と乳酸発酵による深みのある味わいが特長です。カブのサクっとした歯ごたえの中に、贅沢なブリの塩漬けが挟み込まれており、金沢の冬を代表する味覚です。糀は洗い落とさず、そのまま召し上がるのがポイントですよ。
【ぶった農産さんのこんか漬け】
こんなに可愛らしいお漬物があるなんてと驚くような明るくポップなパッケージです。個包装された多品種のお漬物は、目にも楽しいだけではなく、味わいは農家さんが手作りしたとあって素朴で本格的。特に、サバなどの魚介を米ぬかと糀で漬け込む「こんか漬」は、米ぬかによる乳酸発酵が進み、魚が本当にまろやかな旨みを醸し出します。金沢の地酒と合わせて、ぜひ召し上がって頂きたい逸品です。
1-3.女性におすすめ!インスタ映えする人気お土産
【石川屋本舗さんのかいちん】
水色やピンク、黄色など色とりどりで涼やかな見た目がお土産としてとても人気です。「かいちん」とは「おはじき」のことを指します。明治時代のころに金沢で土製のおはじきを「かいちん」と呼ぶようになり、その後大正になってからは木の葉や桃の実、うさぎ、カメなどを模したガラス製のものが作られるようになったそうです。このおはじきからインスピレーションを受けて作られたのが、石川屋本舗の干菓子「かいちん」というわけです。外側の砂糖のカリッとした食感と内側の寒天の柔らかさのギャップが楽しい和菓子です。
【ぶどうの木さんのにゃんこバウム】
洋菓子工房「ぶどうの木」さんの「にゃんこのバウム」は、石川県でしか入手できないということもあり、猫ファンの間で人気の商品です。切り込みに沿ってそっとはがすと可愛らしい猫のシルエットが浮かび上がります。モチーフの猫は「トラ」という名前で、過酷な環境を生き抜いてきた金沢育ちの9歳のオス猫だそう。そんなトラが金沢の町を見下ろす姿が、ほろ苦い能登塩キャラメル味の生地を9枚重ねたバウムクーヘンで表現されています。実は、ぶどうの木さんは、その名の通り葡萄農家さんだったんですよ。農園に来るお客様をおもてなしするカフェから発祥した、おもてなしの心の詰まった洋菓子店が手掛けた、遊びココロいっぱいのお菓子です。
【まかないこすめさんのハンドクリーム】
自然由来成分による和コスメが有名な「まかないこすめ」は東京神楽坂の本店をはじめ全国に店舗を構えています。その発祥は金沢の金箔屋のまかない(作業場)でした。「まかないこすめ」の金沢あんと店では店舗限定の香りのハンドクリームが手に入りますよ。特にハンドクリームは「まかないこすめ」の原点ともいえる定番商品ですが、金沢店舗限定のものは「金沢の情緒と華やかさを感じる香り」と表現されたオリジナルブレンドの香りでお土産にぴったりです。
【ヤマト醤油味噌の玄米甘酒】
手前味噌ですが、当店ヤマト醤油味噌の商品も金沢駅・あんと店にご用意しています。
「玄米甘酒」は国産の玄米・米糀のみを使用した甘酒で、ノンアルコールなのでお子様や妊婦の方にも安心できる飲料です。白米の甘酒と比べて約5倍も食物繊維が含まれていて、しかも必須アミノ酸も手軽に摂れるため、健康志向の女性からのご支持の厚いお品です。
本店や東山直売所へお越しになったお客様も、「観光の荷物になるから、最後にここに買いに来ました!」「本店で買ったけど、やっぱり追加で欲しくなって」とお立ち寄りいただく方も、多いんですよ^^ 本当にありがとうございます。
ヤマト醤油味噌も、発酵食品の米糀を活かして「糀ハンドクリーム」をご提案しています。昔から「糀職人の手は綺麗だ」と言われるほど、糀には肌荒れを防ぐ効果があるとされています。米糀から着想を得て、はと麦・紫黒米・玄米を糀で発酵させ抽出したエキスを原料に、ハンドクリームを作り出しました。ベルガモットジンジャーの香りがあり、使うと癒やされるというお声を頂いていますよ。
2. 旅行の思い出にも!観光スポットで買えるお土産
実は、金沢駅では購入できないお土産もあるんです。お店でしか購入できないお品もあわせて紹介いたします。すこし足をのばして金沢を知っていただく機会になれば幸いです。
2-1. 金沢21世紀美術館近くで買えるお土産のおすすめ
【金沢21世紀美術館のアートグッズ】
金沢21世紀美術館でアート鑑賞した後は、館内に併設されているミュージアムショップでお土産をご覧になってみては。美術関連の書籍が充実している他、美術館オリジナルグッズ、開催中の展覧会に関係したデザイン系の商品や展示図録なども販売していて、家にあったら素敵だなと思うものばかりです。
【[g]ift さんの九谷焼豆皿】
[g]ift (ギフト)は金沢21世紀美術館のある金沢市広坂の通り沿いのギフトショップで、石川県・福井県・富山県の北陸3県の伝統工芸や生活雑貨、食品などを取り扱っています。[g]ift (ギフト)には小皿やアクセサリーといった日々の生活を豊かにしてくれるような品物が多く、お値段も手頃なものも揃っていますよ。特に「九谷焼の豆皿」は1枚1,100円(2020年3月時点)ですが、九谷焼の伝統的な絵柄が美しいお品です。
2-2. ひがし茶屋街で買えるお土産のおすすめ
【水野増吉商店さんの加賀落雁さぼん】
ひがし茶屋街がある金沢市東山に店舗を構える「水野増吉商店」さんでは、和菓子の落雁を模した洗顔石鹸を販売しています。水野増吉商店は店舗が東山の1軒のみなので、通販以外ではここでしか購入できません。また石川県内の中小企業の優秀な新製品に対して県が与えるという「石川ブランド」にも認定されており、金沢の新たな名物ともいえます。落雁のリアルな形と彩りが綺麗でたくさん集めたくなるお品物です。
ちなみに東山にはヤマト醤油味噌の店舗もあり、ヤマト醤油味噌の全商品をお試しして購入できます。「寝かせ玄米のおにぎりと味噌汁」定食やしょうゆソフトクリームもご提供しており、一休みするにはぴったりですので、ぜひお立ち寄りください。
2-3. にし茶屋街で買えるお土産のおすすめ
【甘納豆かわむらさんの甘納豆】
金沢で茶屋街といえば「ひがし茶屋街」が真っ先に思い浮かびますが、他にも「主計町茶屋街」「にし茶屋街」が存在し、あわせて金沢三大茶屋街といわれています。中でも「にし茶屋街」は今でも一見さんお断りのお店が多く、三大茶屋街の中で最も多くの芸妓さんがおられます。 そんなにし茶屋街にのみ店舗を構える「甘納豆かわむら」さんの甘納豆は、生豆を炊き上げて砂糖を振って仕上げるという伝統的な製法で作られており、素材の味を生かした優しい味わいです。オンラインストアでも「大納言甘納豆」「金時甘納豆」「渋皮栗」など定番の商品の購入は可能ですが、本店では他にも様々なお豆や羊羹、お豆のシロップ、贈答用の詰め合わせも販売していますので、ぜひ訪ねてみるのをオススメします。
3. まとめ
金沢のお土産についてご紹介してきましたがいかがでしたか?定番の金沢土産であれば金沢駅・あんとで購入できるものが多く、お帰りの新幹線の前に立ち寄ってまとめ買いが可能です。一方、有名なお土産でも本店限定のお取り扱いで、金沢駅では購入できないお品もあります。あらかじめホームページで確認をしておくことをオススメします。金沢市民としては迷うところですが、随時記事は更新していく予定です。
近い将来、また誰もが気兼ねなく旅行ができるときが来ることを願っています。
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SHOP MANAGER
店長:山本晴一
地元の酒造会社で修業を積んだのちに家業の「株式会社ヤマト醤油味噌」に入社。
修業時代の吟醸酒づくりにヒントを得た生の醤油「ひしほ醤油」を日本で初めて完成させた。
以来、フランスの三ツ星レストランをはじめ欧米の百貨店からも引き合いを受ける。
その後現在にいたるまで“あたらしい伝統食”を数々生み出している。
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