令和6年能登半島地震により
被災された皆さまへ、
心からのお見舞いを申し上げます。
「石川大野醤油協同組合」の義援金口座に
各地の醸造業の仲間、個人の皆様のおかげで
大きな金額、1,000万円を超える
義援金が集まりました。
醤油醸造業者として、心が震えました。
誠にありがとうございます。
弊社代表・四代目蔵元であり
組合理事長をつとめる、
山本晴一からの言葉です。
「お陰様で、当初目標を超える
義援金を頂戴致しました。
ありがとうございます。
3/4と、3/6と、丸2日間(合計560キロ)かけて、
輪島、宇出津、珠洲(飯田)、富来、
巌門、志賀町、七尾、羽咋市と、
全壊2軒プラス半壊5軒の
合計7軒の醤油醸造業の仲間の皆さんを、
県組合理事長として、
直接訪問して「お見舞」
(皆様から寄せられた義援金)を
手渡して参りました。
上記のご報告をさせて頂きます。
改めまして、ここで、ご協力賜りました皆様に、
心より御礼申し上げます。
本来なら、一件一件、お振込頂きました皆様に
直接御礼を申し上げなければ成りませんが、
万一、不義理をしておりましたら、
誠に申し訳ございません。お赦しください。
バタバタと慌ただしく過ぎてしまった
この期間のご無礼をどうかお許しください。
いや、それでも一言言いたい等の
コメントがございましたら、
是非、直接私宛にDM
(Facebookメッセンジャー等)
お申し付けください…
皆様の熱い応援のお気持ちを頂戴しました。
こうした義援金プロジェクトには、
タイミングが大事だと言う事を、
今回も身に染みて感じました。
今回のプロジェクトにいただいたお心遣いに、
心からの敬意と、感謝を、重ねて申し上げます。
ここで一旦、この義援金口座を
閉めさせて頂きます。
次のステージは、復旧から復興へと
順に変わっていく事と想像しております。
今後は、是非、個別企業へ
直接のご支援&ご声援を賜ります様
お願い申し上げます。
多謝
山本晴一拝」
お読みいただいて、ありがとうございます。
私たちヤマト醤油味噌では、
社員全員が石川県在住ですが、
幸いにも怪我はありませんでした。
揺れによる蔵の建物や
一部設備への被害はありましたが、
敷地内は生産への影響は
最小限で済みました。
地震発生直後より、
各方面から温かいご心配のお言葉を頂戴し
あらためて、深く御礼申し上げます。
4ヶ月経っての、
リアルな被害状況も、添えさせてください。
一部の社員も住んでいる内灘町は、
当社のある大野町の近くですが、
液状化現象により
家屋に大きな被害を受けています。
能登や氷見にご家族・親戚も多く、
ご年配のご家族のために
仮設住宅への引っ越し作業や
家の片付けなどで
毎週のように能登に通っている
メンバーもいます。
また、能登には食品業界の同志たちも多いため、
地震直後の被害状況から、
思うようには進まない状況に、
大変心を痛めております。
ただ、道路と電気インフラの復興がもっとも早く
金沢から輪島までの道路は、
復旧が進んでおります。
多くの方々のお力添えの
おかげと感謝しております。
当社が直接関係する、
魚醤「いしる」については、
イワシやイカをさばいて塩漬けし
いしる熟成をする
当社の大切な協力工場様は、
建物が倒壊し、醸造タンクが横倒しになり、
言葉にならない被害を受けられました。
復興への願いは同じです。
詳しい状況がお伝えできるようになるまで
今しばらく、見守ってください。
どうか、よろしくお願いいたします。
2024年、春の発酵食祭りについては、
このような状況だからこそ、
地域に暮らす私たちの家族、
子どもたちにとって
むしろ気持ちを明るくできるような、
いしかわの復興支援を願う、
あたたかな形で開催をしたいと考えました。
2024年 春の発酵食祭りは、
「食べて復興支援 がんばろう!能登」を
テーマに開催します。
※ヤマトも、能登エリアも含む
石川県全体の食品会社が参画している、
(一社)石川県食品協会が掲げたテーマです。
春の発酵食祭りの目玉商品は、
フリーズドライ贅沢みそ汁20食です。
売上の10%を能登「いしる」工場
復興のために寄付します。
四代目蔵元・代表の山本晴一は、
先に述べたように
「個別企業へ直接の支援」を考えております。
魚醤「いしる」は、
年々担い手が少なくなっていく昨今に、
この地震が襲ってきました。
私たちの魚醤「いしる」の食文化を
途絶えさせないために、
皆様におかれましては、
ぜひ「食べて応援!」をお願いいたします。
発酵食祭りでは、
フリーズドライ贅沢みそ汁以外にも、
「食べて復興支援 がんばろう!能登」
というシールを貼ってお渡しします。
これは、当社を含む、
石川県の食品メーカーたちが
中心になり、
石川の食品業界のための
寄付を募る活動です。
24年4月現在、380万円を超える
義援金が集まってきています。
発酵食祭り当日は、
石川県食品協会へ直接届く
義援金BOXも会場に設置し、
石川県内の他社食品メーカー様の
商品を販売、その一部も支援に回します。
祭りとは本来神事ですが、古代から現代まで、
多くの人々の気持ちを繋ぐ
役割を果たしているのではと思います。
ヤマトの発酵食祭りも、
「ここのお味噌が好き!」
「いしる、美味しいよね!負けないで!」
「醤油職人さん、かっこいい!」
そんな発酵食好きな皆さんによる、
あたたかな気持ちを繋ぐ場にできたら
と思っております。
お祭りを皆で楽しみましょう!!
社員手づくりのゲームコーナーを用意しました。
内灘エリアからも、
子どもたちのためにポニーも来てくれます!
ゆったり、楽しんでお過ごしください。
ご家族、ご友人同士でのお越しを
ヤマト醤油味噌、一同でお待ちしています。
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SHOP MANAGER
店長:山本晴一
地元の酒造会社で修業を積んだのちに家業の「株式会社ヤマト醤油味噌」に入社。
修業時代の吟醸酒づくりにヒントを得た生の醤油「ひしほ醤油」を日本で初めて完成させた。
以来、フランスの三ツ星レストランをはじめ欧米の百貨店からも引き合いを受ける。
その後現在にいたるまで“あたらしい伝統食”を数々生み出している。
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