友人や会社関係の方から結婚の報告を受けた際は、お祝いの品を贈りたいものですよね。しかしいざ贈るとなると何を選べばいいのか迷ってしまうもの。この記事では結婚祝いを贈る時期や予算、結婚祝いにぴったりの品物についてまとめてご紹介します。
【目次】
1.結婚祝いを贈る時期
2.結婚祝いで避けたほうがいい品物
2-1.結婚祝いで現金を贈ることは失礼ではない
3.結婚祝いの予算の目安
4.【お相手別】結婚祝いに喜ばれるお品をご紹介
4-1. 仲のよい【友人・同僚】へのおすすめのお品
4-2. 仕事関係の【上司・先輩】へのおすすめのお品
4-3. 【部下・後輩】へ気軽に贈れるおすすめのお品
4-4. 気の置けない【兄弟・親戚】へのおすすめのお品
5.結婚祝いの包装・のし掛けのマナー
5-1. 水引は「結び切り」
5-2. のしの表書きは「御結婚御祝」
5-3. ヤマト醤油味噌では「包装・のし掛け」も承っております
6.まとめ
1. 結婚祝いを贈る時期
結婚祝いを贈るのに最適な時期は、結婚式に参列するかどうかで異なってきます。基本的には結婚式の前後、先方に余裕のある日程に贈るようにしましょう。本来は新郎新婦のご自宅まで伺い、大安・先勝などの吉日の午前中に直接手渡すのが正式とされますが、最近ではそこまで気にしなくても問題ありません。
結婚式までに直接渡せないようであれば、お手紙を添えて郵送しましょう。また食器セットなど重いものであれば、郵送の方が親切です。贈り物の準備が間に合わなかったからといって、式の当日に手渡しするのは新郎新婦の荷物になるので避けましょう。この場合は事前に一言伝えたうえで、後日改めてお祝いを贈りましょう。結婚祝いを贈る時期の目安について、状況別に以下の通りご紹介します。
【結婚式に招待されているなら、挙式1ヶ月前〜1週間前】
結婚式に招待されているのであれば、挙式1か月前~1週間前に贈るのが最適です。「招待されているが、事情があって出席できない」という場合でも同様です。結婚式直前は先方も準備で忙しいでしょうし、避けたほうが無難です。
【結婚式に招待されていない場合、挙式後1ヶ月以内】
結婚式に招待されていない場合は、挙式が終わった後1ヶ月以内を目安にしましょう。挙式の前に贈ると、新郎新婦が式に招待していないことを気にしてしまうかもしれません。
【挙式しない場合は、結婚の報告を聞いてから1ヶ月以内】
最近は結婚式を挙げない夫婦も多いですが、その場合は報告を受けてから1ヶ月以内に贈りましょう。年賀状などで後日、結婚の報告を受けた場合も同様です。
2. 結婚祝いで避けたほうがいい品物
結婚祝いのお品選びには、原則「縁起の悪いもの」を避ける必要があります。もちろん新郎新婦がその品物を望んでいるのであれば、この限りではありません。「縁起の悪いもの」には、具体的には以下の品物が挙げられます。
【刃物】
包丁やはさみといった刃物類は「縁が切れる」ことを連想させるので避けましょう。
【ハンカチ】
ハンカチは漢字で「手巾(てぎれ)」とも書き、別れである「手切れ」を連想させるので避けましょう。
【くし】
くしは「苦」や「死」を連想させるので避けましょう。
【日本茶】
日本茶は意外に思われるかもしれませんが、香典返しなどの弔事に用いられることが多いため、お祝い事には好ましくないとされています。紅茶やコーヒーであれば問題ありません。
【忌み数や偶数の品物】
慶事の際に絶対に避けたいのが、「4」「9」といった忌み数です。4は「死」、9は「苦」に繋がるとされているので、食器やタオルセットを贈る際は、決して4枚や9枚にならないように注意してください。
また結婚祝いのお品には「偶数」も二人の縁が「割り切れる」ことを連想させてしまうので避けましょう。ただし例外として「ペアのもの」は対の印象が強いので大丈夫です。また「8」も漢字で書くと末広がりになって縁起がいいので、贈り物でも良しとされています。
2-1 結婚祝いで現金を贈ることは失礼ではない
結婚式に参列しない場合などは、結婚祝いとして現金を包んでもいいでしょう。新婚生活は何かと物入りなことも多く、新郎新婦としても一番使い道に困らない贈り物といえるかもしれません。その際は偶数や忌み数を避けた金額の新札を、ご祝儀袋に包みましょう。なるべく顔を合わせて直接お渡しするのが好ましいですが、遠方にお住まいの場合などは現金書留にて郵送しましょう。郵送する際は、事前に別途送り状を送付すると、新郎新婦が受け取りやすくて親切です。
以前は上司などの目上の方に現金を贈るのは失礼とされていましたが、近年は気にされる方も少なくなってきてはいます。とはいえ最大限注意するのであれば、代わりにギフトカタログや商品券を贈るのも選択肢の一つです。また現金や商品券だけでなく、お祝いの手紙を添えるとより丁寧な印象です。
3. 結婚祝いの予算の目安
結婚祝いの予算はご自身と先方との関係性や、結婚式に出席するかどうかによって異なります。参考までに、以下の表をご覧ください。
新郎新婦との関係 | 結婚式に出席 | 結婚式に欠席 |
友人・同僚 | 3千~1万円 | 1万~2万円 |
上司・先輩 | 3千~5千円 | 3千~2万円 |
部下・後輩 | 3千~5千円 | 3千~2万円 |
兄弟・親戚 | 1万~3万円 | 3万円~ |
上記表はあくまで目安ですので、先方との付き合いの深さを基準に検討してください。友人や同僚同士で連名で特別に高額なお品を贈るというのも一つの方法です。
ご自身が以前に結婚祝いを先方からいただいたのであれば、同額程度のお品物を選ぶと間違いないでしょう。また以前こちらが結婚式を行った際に参列してくれたものの、今回先方は結婚式を行わない場合もありますよね。その場合は以前いただいたご祝儀と同額程度のお祝いを贈るようにしましょう。
4. 【お相手別】結婚祝いに喜ばれるお品をご紹介
ここからは結婚祝いの贈り物として人気のお品について具体的にご紹介していきましょう。基本的には新郎新婦二人とも使える・楽しめるものを選ぶようにすると大丈夫ですよ。
また食品や洗剤といった「消えもの」や、食器やグラスといった「割れるもの」は、以前は縁起が悪いという理由で避けられていました。しかし最近では「ギフトでもらうと嬉しい」という意見がほとんどであり、特に気にする必要はないといえます。
ヤマト醤油味噌でも、結婚祝いをはじめとした各種お祝いに最適なギフトセットをご提案しています。
糀由来のおいしさと栄養が詰まった発酵食品は、新郎新婦の健康や今後の活躍を願う意味でもぴったりの贈り物といえますね。またヤマト醤油味噌の「玄米甘酒」はノンアルコールのため、もし新婦の方が妊娠中であっても安心して召し上がれます。
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4-1 仲のよい【友人・同僚】へのおすすめのお品
友人やプライベートで会って話すような仲の良い同僚への贈り物には、ペア食器やカトラリー、お花や食品がおすすめです。ある程度好みのデザインやブランドなどもご存知でしょうから、こちらの選択で贈ってもいいでしょうし、先方と会った際に欲しいものを訊いておくのも良いでしょう。
4-2 仕事関係の【上司・先輩】へのおすすめのお品
仕事関係でお世話になっている上司・先輩には、先方のお好みに応じて上質な日本酒やワイン、シャンパンがおすすめです。この場合食器やカトラリーと違いデザインの好みがわからなくても贈れます。お酒を嗜まれない方には、高級チョコレートなどのお菓子もいいでしょう。最近はグルメカタログギフトなども、好きなお品を選べるため人気があります。
4-3 【部下・後輩】へ気軽に贈れるおすすめのお品
部下・後輩への結婚祝いには、お花や食品など、先方に過度に気を使わせないようなお品物がおすすめです。お花とお菓子のセットギフトもあるので、お花だけでは少し寂しいと感じられる方にはぴったりです。また華やかなフラワーリースなども、お祝い品の定番です。他にも上質なタオルや洗剤など、数があっても困らないものも喜ばれます。
4-4 気の置けない【兄弟・親戚】へのおすすめのお品
兄弟・親戚には、家電やカトラリーセットといった実用的な贈り物が喜ばれるでしょう。家電は贈り物の中でも高額ですので、他の兄弟一同・家族一同でお贈りするのもいいですね。すでに購入してしまったものを贈ることのないように、あらかじめ欲しいものを訊いてから贈るとベターです。
5. 結婚祝いの包装・のし掛けのマナー
結婚祝いの包装はのし掛けやリボンを結んで、華やかでおめでたい印象に仕上げましょう。友人や親しい間柄の方に贈るのであれば、のしではなくリボンでラッピングしても問題ありません。上司など目上の方に贈る場合は、正式なマナー通りにのし掛けしたほうが無難です。
5-1 水引は「結び切り」
結婚祝いの「のし」には「結び切り」または「あわじ結び」の水引が印刷されているものを選びましょう。「結び切り」や「あわじ結び」は「一度結ぶとほどけない」ことから、繰り返すとよくないとされる婚姻や弔事に使用されます。反対に「蝶結び」は何度繰り返してもよい出来事(出産や入学祝いなど)に使われます。
また水引の色は紅白または金銀ものを、水引の本数は10本のものを選ぶのがマナーです。
5-2 のしの表書きは「御結婚御祝」
結婚祝いののしの表書きとしては「御結婚御祝」と記載します。他にも「ご結婚祝い」「寿」などと記載することもありますが、縁起が悪いとされる「4文字」にならないようにだけは注意しましょう。
5-3 ヤマト醤油味噌では「包装・のし掛け」も承っております
ヤマト醤油味噌では、1,000円台~10,000円台までの各種予算にご対応したギフトセットをご提案しております。「甘酒二種詰め合わせ」といった気軽なものから、味噌・醤油・塩糀などの調味料をまとめて詰め合わせたセットまで、結婚祝いにぴったりのお品を取り揃えています。
各種詰め合わせをご購入いただいた方には、「包装・のし掛け」のサービスも無料で承っています。オンラインストアではご購入の際に「のしの指定」や「表書き」・「名入れの有無」について選択できます。贈り物の用途から、行事に適切なのしを簡単に選択できるので安心してお求めいただけます。
また包装・のし掛けはオンラインストアではもちろんのこと、本店やめいてつエムザ店の店頭でもご対応していますので、実際に試食したうえでのご検討も大歓迎です。
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6. まとめ
新郎新婦の新たな門出をお祝いする「結婚祝い」には、お祝いのムードが伝わり先方が喜ぶ品物を贈りたいですね。結婚祝いの品物には「刃物」や「ハンカチ」などの縁起の悪いとされる品物は避けるようにし、予算についても新郎新婦との関係性を考えて、先方の負担にならないものを贈るようにしましょう。先方の好みがわからない場合などは食品を贈るのもおすすめです。ヤマト醤油味噌でも、お祝い事にぴったりの各種詰め合わせをご提案しております。一番大切なのは「お祝いする気持ち」。真心こめて選んだ贈り物であれば、きっと新郎新婦も喜んでくれることでしょう。
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SHOP MANAGER
店長:山本晴一
地元の酒造会社で修業を積んだのちに家業の「株式会社ヤマト醤油味噌」に入社。
修業時代の吟醸酒づくりにヒントを得た生の醤油「ひしほ醤油」を日本で初めて完成させた。
以来、フランスの三ツ星レストランをはじめ欧米の百貨店からも引き合いを受ける。
その後現在にいたるまで“あたらしい伝統食”を数々生み出している。
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