英国 ロンドンは美味しい!ヤマト醤油味噌のヨーロッパ輸出へのチャレンジ
アメリカ輸出からヨーロッパ市場への挑戦
アメリカの商社と取引が出来たのは、2000年のことでした。
3年間、順調に取引が拡大して行ったので、
「そうだ!じゃあ、これと同じやり方で、ヨーロッパの市場へ出て行ったらどうかなあ?アメリカで通じるなら、同じ英語圏のイギリスでも通じるんじゃあないかなあ?」
って適当な事を思いついて、2003年に、ロンドンの食品展示会に出展しました。フランス語は話せないから、先ずは英語圏に行こうという単純な発想です。市場調査もなんにもしていませんでしたよ(苦笑)
案の定、市場では、醤油単品&味噌単品というのは、ちょっと早い…。小売市場は冷凍のミールソルーション、つまり冷凍でチンという調理済み商品が主流です。業務用の市場では、2003年当時は回る寿司がファッショナブルで、流行っているけれど、回っているネタはチーズやアボガドで日本とは全く異なる景色でした。端的に言えば、私の扱う商品については、どこにも買い手は居なかったという事でした!!!ショック!!!
捨てる神あれば、拾う神あり。商いって…?
でも「捨てる神あれば、拾う神あり」で、なんと、最終日のもう閉めますという頃に、現れたのは、「フランス人のバイヤー2人組」。ちょっと怪しい、ってこっちが思うから、向こうも何度か来て、けっこう念押しして僕自身の事や考えを確かめ、さらに念入りに商品を確かめ、最後にようやく「買う!」と言ってくれました!
買うと言って握手してから、さらにもう一回念押しに来た!(笑)
チエリさん、あなたの事を書かせて貰っています。その節はありがとうございました!
結局、英国・ロンドンで商談したのは3件だけ、そのうち取引が始まったのは1件のフランス人のお得意先って、思っても居なかった展開になりました。結局は出会いなんだなあ・・・
「爺さん、こんな事なんかなぁ? 商いって?」って、思わず北海道の天塩町に向かって呟いてみた・・・
英国・ロンドンは美味しい!
仕事が終わったら、あとは食べる事です。
いや、案外美味しいんですわ、ロンドンの街中のレストランがね!
中華料理も本場の香港から料理人が来ているし・・・・
インド料理も結構洗練されたプレゼンテーションだし、味も良いし!
それから、ラム肉や、羊の脚をくたくたに煮た骨付き肉にマッシュドポテトを付けて食べると、メチャメチャ美味しいじゃあないですかぁ!
イギリスは美味しいわ!
値段はそれなりにするけれど、どこ行っても美味しいです。びっくり。これは、2020年の2月に行った時にごちそうしてもらったシティ(ロンドン旧市街地の中心部)のお料理です。
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発酵食美人調味料
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店長:山本晴一
地元の酒造会社で修業を積んだのちに家業の「株式会社ヤマト醤油味噌」に入社。
修業時代の吟醸酒づくりにヒントを得た生の醤油「ひしほ醤油」を日本で初めて完成させた。
以来、フランスの三ツ星レストランをはじめ欧米の百貨店からも引き合いを受ける。
その後現在にいたるまで“あたらしい伝統食”を数々生み出している。
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