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ヤマトの読み物
一汁一菜に一糀のライフスタイルをお届けするコラム
2021.02.02
【バレンタインに!】ヤマトのスイーツ♡おしょうゆショコラ♡
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【バレンタインに!】ヤマトのスイーツ♡おしょうゆショコラ♡

こんにちは。スタッフまるこです。

ヤマト醤油味噌の開発スイーツには『おしょうゆショコラ』という商品があることをご存知でしょうか。

火入れをしない、しぼりたて生(なま)『ひしほ醤油』が使われています。

私が『おしょうゆショコラ』を初めて口にした時、

「チョコレートがひんやりと舌の上で溶けていく。あっさり甘くて、奥の方に感じる芳ばしい香りが上品だわ…」とうっとりしました。

この『おしょうゆショコラ』の開発ストーリーを先日、山本社長に語って頂きました。

山本社長の口から語られたストーリーは、

当然のことながら、私の「ヤマトの美味しいお醤油をみんなが大好きなチョコレートに混ぜてみましたよ~」という単純な想像をはるかに超えた、素敵な出会いがきっかけでした。

ヤマト醤油味噌が、初めて醤油スイーツを開発したのは、1988年の『しょうゆソフトクリーム』。この『しょうゆソフトクリーム』を目当てにヤマト糀パークに訪れるお客様は多く、“甘じょっぱ”ブームもバネとなり、長年にわたりご好評をいただいております。

『しょうゆソフトクリーム』好評の理由が、実は、“化学理論の応用”にあったことを開発から19年後に知ることになったのだそうです。

そしてまた、その理論は『おしょうゆショコラ』の開発へと繋がっていくのです…

もくじ


フランス・リヨンでの出会い

『おしょうゆショコラ』開発へ

『おしょうゆショコラ』の良さをお客様にお届けしたい

『おしょうゆショコラ』 お客様の声

フランス・リヨンでの出会い

現在『ひしほ醤油』は、フランスの3つ星レストランでも使用されるまでに成長しておりますが、ヤマト醤油味噌が商品の輸出を始めたのは2000年のことでした。

当時はすべて問屋任せで、どういう所でどんな風に使われているのかを知ることはなく、直接現地に視察に行くこともありませんでした。

輸出が開始されてから7年が経過した、2007年。

山本社長は、金沢市中心部にも店舗を構えるフランスの3つ星レストラン『ポール・ボキューズ』のお膝元、リヨン市で開催された『シラ国際外食産業見本市』に参加する機会に恵まれました。

見本市では、コールド(前菜)、ホット(メイン)、スイーツの料理コンテストも開かれておりました。

そこで紹介される調理法はまさに最先端化学であり、要素を組み立てなおして再構築をするフランス料理や、要素となる食材を口中で一つの味にするニューヨークのレストランなど、その発想の豊かさには驚かされるばかりだったそうです。

「化学というのは、例えば、われわれ日本人が味噌汁を作る手順としては、お出汁を昆布や鰹節からとって味噌を溶かし入れますよね。海外のシェフたちの発想は違うんですね。昆布をグルタミン酸ソーダととらえてドライトマト、また、鰹節をイノシン酸ととらえてハムを出汁の素として使用しても同じく味噌汁は出来上がる。そういう化学理論に基づく調理法なんですよ」と山本社長。

そして醤油もまた、日本とは違う使い方をされていました。

フランスで山本社長を案内をしてくれていた方に、「3つ星レストラン『ミシェル・トロワグロ』では、ヤマトの『ひしほ醤油』が使われているんですよ」と教えてもらい、早速お食事に行かれました。

ひしほ醤油は、フォアグラにハケで塗ってグリルしているとのこと。口の中で噛みしめた時、鼻孔に抜けるキャラメルのような芳ばしさを感じて大変に驚いたそうです。

この初めて感じた香りについて、シェフは気さくに「ひしほ醤油は今まで使ったことのない良さがある。鼻で嗅ぐ香りと、口中で噛んだ時に鼻孔に戻ってくる香りがとても良いのだ」と話してくれました。

『おしょうゆショコラ』開発へ

シラの見本市で見聞きしたことや『ミシェル・トロワグロ』のシェフの話からヒントを得た山本社長。化学理論を応用して、『ひしほ醤油』の香り活かした商品つくりをしたい!と思い立たれました。

日本に帰ってすぐ商品開発が始まりました。そして、『ひしほ醤油』を構成する成分の特徴を分解し、再構築を検討した結果、乳脂肪分と醤油のうまみ成分がとても合うことを発見したのです。

そこから生まれたのが『おしょうゆショコラ』です。

シラの見本市でのひらめきから、およそ2年後の2009年1月の事でした。

『おしょうゆショコラ』はホワイトチョコレートを使用しています。

ひしほ醤油の香りの特徴をより引き出すのは、ブラックチョコレートではなく、乳脂肪の割合の高いホワイトチョコレートでした。

『おしょうゆショコラ』を楽しむコツとして、「繊細なひしほ醤油の香りは2口目がわかりやすい。1口目を頂き、2口目を噛んだところで口中から鼻孔に抜ける香りを感じますよ」が山本社長のオススメの食べ方です。

その通りに頂いてみたところ、最初に感じたほのかな香りを、鼻孔にさらにはっきり感じました。私も、2口続けて頂くことをオススメしたいですね(^^)

『おしょうゆショコラ』の良さをお客様にお届けしたい

『おしょうゆショコラ』はお醤油の香りを引き出すために、あえて癖のない優しい味わいのベルギー産のチョコレートを使用しています。

また、『おしょうゆショコラ』には香りを楽しむための工夫が繊細に凝らされているため、常温の店頭には並べず、品質管理のため冷凍保存をしています。

そのため委託販売はせず、直営店とインターネットからのご注文でのみ承っております。

『おしょうゆショコラ』は徹底した品質管理の下、自信を持ってお届けしています!

『おしょうゆショコラ』 お客様の声

◎実際に『おしょうゆショコラ』を楽しんで頂いた方の声を、ここでご紹介したいと思います。

「バレンタインにはコレ!と決めてます。家族用と友達用、そして自分用♡」

ヤマト醤油味噌さんのおしょうゆショコラ。口の中でとろける小さなチーズケーキのよう!そしてほのかにお醤油の香り。大事に食べようっと!」

「とろける~( *´艸`)美味!」

「バレンタインデーに友達にもらったおしょうゆショコラ!めっちゃうまっ!止まらんくなる気持ちをグッとこらえる。友よ、ありがとう」

「ヤマト醤油味噌のおしょうゆショコラ。お気に入りの器にちょこんと2つ盛る。お揃いの湯飲みに加賀棒茶をいれて。至福。」

みなさま、それぞれのシチュエーションで『おしょうゆショコラ』を知って頂き、楽しんでおられる様子がうかがえます!山本社長はじめ社員全員、大変うれしく感じております!

これからも長く愛して頂けるよう、より一層励んでまいります。

今年のバレンタインは、芳醇な香りの『おしょうゆショコラ』で、大切に思う気持ちを伝えてみませんか。自分へのごほうびショコラにするのも良いですね♡

【おしょうゆショコラ】オンライン販売はコチラ!

https://shop.yamato-soysauce-miso.co.jp/fs/yamato/2501

※一般的には「塩麹」「醤油麹」と表記されますが、文中では「塩糀」「醤油糀」に統一して表記しました。当店では、お米を使う「こうじ」は「糀」の字を当て、麦を使う「こうじ」は「麹」の字を当てて使い分けています。



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店長:山本晴一
地元の酒造会社で修業を積んだのちに家業の「株式会社ヤマト醤油味噌」に入社。 修業時代の吟醸酒づくりにヒントを得た生の醤油「ひしほ醤油」を日本で初めて完成させた。 以来、フランスの三ツ星レストランをはじめ欧米の百貨店からも引き合いを受ける。 その後現在にいたるまで“あたらしい伝統食”を数々生み出している。

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