玄米甘酒のベネフィットは何か?
久司道夫さんからのアドバイスがきっかけで創りはじめたのが、当社の「玄米甘酒」でした。
売り出した当初(2005年から2007年)の3年間は全く売れずにいて設備投資をしたお陰(それが原因で)で会社が傾くというところまで行きました。
でもね、もうやめようかとは思わなかったですねえ・・・
それは、この「玄米甘酒」ってとっても体に良いなあ!
「飲んだら、体が喜ぶ!」感じがするからです!
自分でも、飲むたびに、「うほうほ!」って感じで、体の中から「氣」がムクムクと湧いてくるような感覚を持つからです。
また、体の調子を壊して、寝込んだ時も、お粥の代わりに、「玄米甘酒」490mlをチビチビ&チビチビ1本/日飲むと、いつの間にか体調が戻ったって経験を何度かしていたからです。
飲み続けると良い感じなんですよ、何でか判らなかったけれど・・・お粥食べるよりも、「玄米甘酒」の方が調子が良いし、体の中から力が湧き出る感じがするので、これ、絶対世の中に必要な商品だという確信があったからです。
私の知人からわざわざ手紙が贈られて来た事も励みでした。
この「玄米甘酒」をお買い求め頂いていましたが、自分で飲んでいるのだろうと思っていたら、そうでは無くて、その手紙にはこう書いてありました。
『胃ろう(管を挿入して食物を直接胃に入れる医療措置。誤嚥や肺炎の危険性を下げることが出来る。)をしている母に、一週間ほど毎日玄米甘酒を飲ませたら、母親の顔色が良くなった。ピンク色に成ってとても美しい昔の母親の面影が戻って来た』と、感謝の言葉が綴られて有りました。
あー、食べ物って大事なんやなあ!って改めて思いました。
まさかその様に召し上がって頂けるとは思ってもみない事でしたが、食品製造メーカーとして、このようなカタチでもお役に立てたと言う事実を教えて頂き、これは有難い事やなあって・・・またもや体の内側から「ヨシッ!」って「氣」が湧き上がって来ました。
もし、これが本当に、世の中のお役に立てる商品なら、もっと広く世間の方にも知って頂けるように努めなければ「商人」とは言えないよなあ!って決意して石川県内だけには留まらず、もっと外へ、県外にも売り込みに行くように成りました。
2010年の秋に、当社内に「糀部」という名前の「クラブ活動」=料理教室をするように成って、そこでお料理にもこの「玄米甘酒」が使える=砂糖の代替品としての甘味料として使用法も見つけて頂きました。可能性が広がった気がしました。
後(2012年)に私の弟で工場長が金沢大学で工学博士号(PhD)を「あまざけ」をテーマに取得してからは、これらの活動に理論的な背景も加えて、説明できるようになりました。
日本初の「あまざけ博士」として、その研究成果を基に、「糀ソース」等、彼は今も、抜群の商品開発力を発揮しています。
さて、そもそも、白米甘酒と、玄米甘酒は何が違うのか?
先ず、素材の白米と玄米って、どこが違うのでしょうか?
①玄米は、食物繊維が白米の約10倍。
②玄米は、たんぱく質、ビタミン、ミネラルが豊富。特にビタミンEは白米に比べると約10倍(玄米の胚芽部分に含まれているから)。
③玄米は、低GI値の食品です。食べても直ぐには血糖値が上がり難い。 玄米にはこの様な良さもあるのですが、ご飯として白米と食べ比べるとどうしても、「固い」とか、「食べにくい」とか、時には「不味い!」とまで感じる方もいらっしゃいます。
そこで、発酵食品の専門メーカーである私は考えました!
(実際には、弟=あまざけ博士の頭=脳みそを活用しました!)
私たちは、百年続く味噌蔵=米糀造りのプロとして、元氣な、活力のある「米糀」を造り続けて来ました。
お味噌用の糀は、でんぷん質(これを糀で分解するとブドウ糖に成る)だけでなく、たんぱく質(これを糀で分解するとアミノ酸=旨味成分に成る)や、脂質(これを糀で分解すると脂肪酸)等を強力に分解します。その結果、玄米という穀物は、体が摂り入れ易い、腸内細胞に負担の少ない既に体に吸収され易い様に細かく分解されたカタチに変身=つまり、甘味&旨味&栄養成分の塊に変身させることが出来ます。
噛むと固くて、そのままでは消化の悪い、玄米も、甘くて旨くて栄養成分の多い=「玄米甘酒」に大変身させることが出来たという事です。
玄米を炊いてモグモグ噛み締めて食べるよりも、もっと簡単に、するするっと飲めて、しかも消化が良い“甘酒”にしました。
昔から言われる“飲む点滴”です。しかも食物繊維も多い!
体が喜ぶというのは、このような背景(理由)があるのですね。
あまざけ博士の研究の成果があればこそです。
ヤマトの玄米甘酒は、国産玄米を使用し、ノンアルコールで、なおかつ米糀だけで作った自然な甘さ(砂糖不使用)です。
皆さんも是非、私たちと一緒に「体が喜ぶ」感じを共有致しましょう!
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SHOP MANAGER
店長:山本晴一
地元の酒造会社で修業を積んだのちに家業の「株式会社ヤマト醤油味噌」に入社。
修業時代の吟醸酒づくりにヒントを得た生の醤油「ひしほ醤油」を日本で初めて完成させた。
以来、フランスの三ツ星レストランをはじめ欧米の百貨店からも引き合いを受ける。
その後現在にいたるまで“あたらしい伝統食”を数々生み出している。
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