今回は、暑い夏にもピッタリの『旨辛糀ソースとアレンジレシピ』です。
〘いしる糀〙とねり粕を使い、糀の旨味たっぷり、しかも材料を混ぜるだけで出来ちゃうとういう手軽さも、火を使いたくない暑い時期にはオススメではないでしょうか?
アレンジレシピもとっても簡単なので、何度も作りたくなるそんなレシピです。
それではさっそくご紹介していきます。
***今回の糀部のメニュー***
・旨辛糀ソース
・旨辛糀トムヤムクン風スープ
・旨辛糀ソースでピリ辛チキン
・サバ缶とズッキーニのチーズウマ辛ソース
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まずは、旨辛糀ソースを作りました。
すり鉢に〘いしる糀〙を入れてすりつぶし、すりおろしたにんにくとしょうが、韓国とうがらし、ねり粕、〘アガベシロップ〙、ごま油を加え、よく混ぜ合わせます。
火を入れなくてもよいので、混ぜたらこれで完成です。
冷蔵庫で1か月ほど保存できますので、私も1か月分まとめて作っては常に冷蔵庫にストックしているほど大好きなソースです。
なんにでも合うのがいいところで、普通の野菜炒めも旨辛糀ソースで味付けすれば、やみつきになる美味しさですよ。
焼いたお肉や厚揚げに塗ったり、お豆腐に乗っけたり、納豆に混ぜたりと、ほんとになんでも合います!
オンライン糀部部員さんからは、材料のねり粕についてのご質問が多かったですね。
一般的には板粕が主流なようで、ねり粕は石川県独特の食材のようですね。
オンラインで全国各地の部員さんと交流させていただくと、こういう食文化の違いも知ることが出来て楽しいですし、石川県の食文化をご紹介できることはとても嬉しいですね。
次は、旨辛糀トムヤムクン風スープを作りました。
これぞ夏のスープ、すっぱ甘辛な味が癖になる暑いこの時期に食べたいスープでした。
エビ、玉ねぎ、プチトマト、しめじ、鶏もも肉と具材もたっぷりで食べ応えがありました。
味の決め手はもちろん旨辛糀ソースと〘塩糀〙です。
他にもにんにく、しょうが、スライスレモン、ココナッツミルクなどが入り、一気にトムヤムクン風になりました。
そのままでももちろんいいですし、春雨などを入れてさらに食べ応えのあるスープにもなりそうです。
次は、旨辛糀ソースでピリ辛チキンです。
50℃洗いした鶏手羽中を、旨辛糀ソースと〘いしるだし〙を混ぜたものでよく揉みこみ冷蔵庫で1時間~1晩程度漬け込みます。
この漬け込みしている間に、お肉を糀が美味しく柔らかくしてくれます。
グリルやフライパンで焼いたたら完成です。
旨辛糀ソースさえ作っておけば、絶品チキンがすぐに出来ますので、私は夜に漬け込み、朝グリルで焼いてお弁当のおかずにも入れていますよ。
冷めても柔らかくて美味しいのが糀調味料のいいところですね。
ここで、伊藤先生からおまけのレシピのプレゼントがありました。
旨辛糀ソースのタタキきゅうりです。
麺棒などできゅうりをたたき、食べやすい大きさに切ったら、旨辛糀ソースで揉み和えるだけで、簡単キムチの出来上がりです。
今回はきゅうりでしたが、大根など、お好みのお野菜でも美味しそうなのでやってみてくださいね。
最後は、サバ缶とズッキーニのチーズ旨辛糀ソースです。
2mm程度の短冊切りにしたズッキーニを、オリーブオイルで軽く炒めます。
そこへサバ缶を汁ごと加え、軽くつぶしながら旨辛糀ソース、〘塩糀〙を加えて混ぜます。
とろけるチーズをのせ蓋をし、チーズが溶けたら完成です。
サバ缶を使っているので、これまた旨辛糀ソースさえあれば、簡単にすぐに出来てしまう一品ですね。
これ単体でのおかずとしても楽しめますし、パスタソースにしたり、フランスパンに乗せたりとアレンジも楽しそうです。
私は更にカレー粉を入れて、カレーっぽくしてみたのですが、すごく美味しかったですよ!おすすめです。
さて、今回の糀部は、暑い夏には特に食べたくなる旨辛糀ソースを使った、簡単なアレンジレシピをご紹介させていただきました。
しっかり食べて栄養を摂り、動いて汗をかいて、この夏も乗り切って参りましょう!
当たり前のことですが私たちの身体は、私たちが食べたもので出来ています。
特に腸内環境は健康に直結している大切な場所ですから、腸内細菌が喜ぶ糀をたくさん摂って元気な身体を作りましょうね!
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店長:山本晴一
地元の酒造会社で修業を積んだのちに家業の「株式会社ヤマト醤油味噌」に入社。
修業時代の吟醸酒づくりにヒントを得た生の醤油「ひしほ醤油」を日本で初めて完成させた。
以来、フランスの三ツ星レストランをはじめ欧米の百貨店からも引き合いを受ける。
その後現在にいたるまで“あたらしい伝統食”を数々生み出している。
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