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2020.09.15
夏こそ味噌汁を飲みたい3つの理由まとめとお味噌の選び方3選|塩分不足や紫外線ケアが気になる時こそ味噌パワー
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一味噌メーカーとして「夏こそ味噌汁」とお伝えしてきました。今回はいつもお客様にお伝えしている3つの理由を記事にまとめました。「お味噌は種類が多すぎて、いつもなんとなく選んでいる」という方も多いと思いますので、お味噌を選ぶときのポイントもあわせてご紹介しますよ。毎日口にするものなので、お好みとぴったり合うお味噌を選んで、皆さんの毎日の食生活のためにお役に立てれば幸いです。ヤマト味噌の一覧はページ下部からご覧ください。


夏こそ味噌汁を飲みたい3つの理由まとめ

① 不足しがちなミネラル・水分補給に

寝ていても起きていても汗と一緒にミネラル・水分が失われていきます。就寝中に失われる水分は、500mlにも及ぶそうですよ(29℃・8時間)!味噌汁であれば、 食事で自然に水分&ミネラルを補給できます。 味噌汁の塩分は約1%。味噌汁ならしかも「同じ食塩量でも、みそからの摂取は30%の減塩効果がある」という研究結果も!塩分を控えたい方にもオススメです。

②  必須アミノ酸が摂れる

味噌には必須アミノ酸が含まれます。必須アミノ酸は、体づくりに欠かせない栄養素。しかも、味噌汁にすれば具材の野菜の食物繊維やビタミンも同時に摂取できて栄養バランスもさらにUP!!味噌汁なら大豆や野菜由来の栄養素もトータルで摂ることができますよ。

③ 紫外線対策に

味噌に含まれる「遊離リノール酸」が、シミのもとであるメラニン合成を抑制するという研究結果が発表されています。紫外線が気になる時期こそ毎日お味噌汁を召し上がりませんか。

最近では「お味噌汁は夜に一杯だけ飲む」方も多いのですが、「朝の味噌汁が良い理由」こちらの記事にまとめましたので、あわせてご覧ください。

※参照元 : 味噌健康づくり委員会

お味噌の選び方3選

「お味噌は種類が多すぎて、いつもなんとなく選んでいる」という方も多いと思います。お味噌汁にぴったりなお味噌を選ぶポイントもご紹介しますよ!

① ご自身の出身地の味噌を選ぶ

「山を一つ越えれば味噌の味が変わる」と言われたり、「手前みそ」という言葉があるほど、お味噌は土地に根付いた味わいです。実は、全国各地で約1200社もの味噌メーカーがあるんですよ。味わいは土地それぞれに違うのは、まるでワイン醸造のよう。麦みそや豆みそ、米みそ、さらにメーカーや製法、熟成度によっても千差万別です。そこでシンプルに「ご自身の出身地から選ぶ」方法をオススメします。生まれたときに食べた味は、きっとお口に馴染む味わいですよ。

ちなみにヤマト味噌は石川県出身で「加賀味噌」に分類類されます。米糀(こうじ)と大豆の分量を1:1で作りますので、ふんわりと糀の甘みがある米味噌です。 全国規模で流通している信州味噌(長野県)も米味噌でタイプは近いので、多くの方にも馴染みのある味わいでご評価いただいています。

② 香りの良い生(なま)の味噌を選ぶ

酵素が活きている生味噌。茄子を味噌でお漬物にしたり、キュウリをディップして丸かじりするのもミネラルやビタミン補給にもぴったり。

実は、お味噌には加熱殺菌済みのだし入り味噌と、生(なま)味噌の2種類があるんです。お味噌汁には、ぜひ香りの良い生のお味噌をおすすめします。

だし入り味噌は、だしを別に用意する必要が無い分、手間を減らせるメリットを実感している方も多いのではないでしょうか。しかし、メーカーの工場での製造過程とご家庭のキッチンで2度加熱することになってしまい、生味噌に比べて香気を失いがち。そこで、調理の手間を減らしたいけれど美味しさもあきらめたくない方には、お湯を注ぐだけで出来上がるフリーズドライタイプのお味噌汁をぜひオススメします。まるで出来立てのお味噌汁のように、香りのよいものも!

また、香り以外にも生味噌にはメリットがあります。それは麹菌(こうじきん)由来の活きた酵素(こうそ)を摂れることです。私たちヒトは自分の体内でも酵素を作っていますが、食べ物から消化酵素を摂ることで、体内の消化酵素を温存することができると言われています。お肉やお魚を生味噌に漬け込むと柔らかく旨みを引き出してくれる、塩糀と同じ効果が得られますし、野菜のお漬物やディップにもぴったりなのが生味噌です。 もちろん、お味噌汁にするときの加熱で酵素は失活してしまいますが、生味噌であれば塩糀のようにお料理やお漬物に使えることも、あわせて覚えておいてくださいね(^^)

③ 米みそなら6ヶ月以上の長期熟成のお味噌を選ぶ

お味噌汁には、だし以外に、味噌らしい香気があるから、ふくらみがあって、なんだかホッとするのですよね。 食べ物を「美味しい」と感じるとき、実は味以上に香りが大切と言われています。

良いお味噌には、発酵由来の良い香りがあり、 実は発酵菌の「酵母」がカギを握っていますよ。酵母は、パンを膨らませたり、ワイン・日本酒ではアルコールをつくる発酵菌で、お味噌には塩分の強い環境でも元気に働く酵母がたくさんいます。 味噌メーカーの製法には、発酵を早めて2~3ヶ月で仕上げる速醸法と6ヶ月~1年以上も長期熟成する伝統的な製法の二つがありますが、長期熟成型の製法だとこの酵母の働きがどんどん蓄積されて、味噌らしく、なんとも良い香りが出てくるんです。

ヤマト味噌は、すべて後者の長期熟成型の製法で、酵母は添加せず、木桶や蔵にいる酵母(いわゆる「蔵付き」の酵母)のはたらきに任せる、ごくごく伝統的な製法を100年以上にわたり続けています。熟成が浅い段階は甘みのある香りで、長期熟成すればするほど深い香りに変化していきます。ヤマト味噌では、6ヶ月8ヶ月12ヶ月、さらに2年以上と熟成期間ごとに分けた商品を作っておりますので、詳しく見てみたい方は、ぜひヤマト味噌商品一覧からご覧ください(※二年味噌は数量限定品です)。

まとめ

夏こそ味噌汁を飲みたい理由として、①ミネラル・水分補給、②必須アミノ酸摂取、③紫外線ケアの3つを挙げました。良いお味噌汁を作るには、ご自身のお口に合う味噌選びから。ぴったりのお味噌を選ぶための方法3選も合せてご紹介しましたが、いかがでしたか?

ヤマト醤油味噌では、生タイプの味噌(木桶仕込みのヤマト味噌)はもちろん、フリーズドライタイプのお味噌汁もご用意しています。ネットショップでは通常は送料がかかりますが、10,000円以上のお買い求めで送料無料となる他、 お味噌食べ比べセットなど、初めての方も試しやすいお得な送料無料・送料込み商品もご用意していますよ。送料無料・送料込み商品には、追加送料なしで、お好みの商品を混載も出来ますので、ご希望に合う商品が無いか、ページ下部から商品一覧をご覧ください。

日々のお味噌汁が、健やかな毎日のお役に立てれば幸いです。

お味噌食べ比べセットは、香りのよい8ヶ月熟成のヤマト味噌(右)と、どっしり濃厚な旨みの12ヶ月熟成のかなえ味噌(中央)、玄米のつぶと糀の甘みのある12ヶ月熟成の玄米味噌(左)を一度に味わえて、お好みの味噌を見つけられると人気のお品です。


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店長:山本晴一
地元の酒造会社で修業を積んだのちに家業の「株式会社ヤマト醤油味噌」に入社。 修業時代の吟醸酒づくりにヒントを得た生の醤油「ひしほ醤油」を日本で初めて完成させた。 以来、フランスの三ツ星レストランをはじめ欧米の百貨店からも引き合いを受ける。 その後現在にいたるまで“あたらしい伝統食”を数々生み出している。

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