(最終更新:2020年10月30日)
四十九日のお返しには何を用意すべき?マナーやお渡し方まとめ 【保存版】
四十九日は忌明けの節目とも言えます。
故人を偲ぶと共に参列してくださった方にも感謝の気持ちをお伝えしたいものです。
四十九日の法要にあたって、お香典のお返しとしてはどのようなお品物をお渡しするのが一般的なのでしょうか。
また掛け紙(のし)のマナーやお渡しするタイミングについても知っておきたいもの。
今回は四十九日のお返しについて焦点を当てて、お品物の選び方やマナーについてご紹介していきます。
お役目を果たされるにあたり、必要な事項のお役に立てればと思います。
もくじ
1.四十九日のお返しとは?
2.四十九日のお返しの選び方
2-1.相場はおよそ2,000~5,000円程
2-2.四十九日のお返しに一般的に選ばれているのは消えもの
2-3.掛け紙(のし)のマナー
2-4.(PR)ヤマト醤油味噌のギフトはご法要の席にもお選び頂いています
四十九日のお返しの渡し方
まとめ
1.四十九日のお返しとは?
そもそも、四十九日のお返しはどのような意味を持つものでしょうか?
四十九日は忌明けの節目とも言われ、親族が集まり盛大な法要を営まれます。
四十九日のお返しとは、四十九日の法要の際にお香典(お供え)を下さった参列者様への感謝を込めた引き出物を意味します。
お葬式のお香典とは別に、四十九日の際もお香典を重ねて頂くことになりますので、「お香典返し」とは別に用意する必要がありますので、ご注意ください。
2.四十九日のお返しの選び方
四十九日のお返し(引き出物)としては、具体的にどのようなお品をお渡しするといいのでしょうか。
ここからは四十九日のお返しの定番や避けたほうがいいお品物、掛け紙(のし)のマナーについてご紹介していきましょう。
2-1.相場はおよそ2,000~5,000円程度
四十九日のお返しの予算としては一般的に、頂いた香典のおよそ3分の1~半分の金額が目安とされます。
四十九日のお返しを法要当日にお渡しする場合は、実際に香典を頂くより先 に準備しておく必要があるので、予算を決める上でも迷ってしまわれるかもしれません。
その場合は、一旦2,000円~5,000円程度の金額のお返しのお品を準備し、当日引き出物としてお渡ししましょう。
頂く香典の金額としては故人の友人・知人の方からの場合、およそ3,000円~1万円が目安の一つと考えられるため、その3分の1~半分の額のお品物をお渡しすれば問題ないとされます。
実際に当店でも、四十九日のお返しには、2~3,000円の価格帯について提案させて頂く場合が多くあります。
もし仮に法要の席で高額な香典を頂いた場合には、後日改めてお礼のお品を贈るなどの配慮があるといいかもしれません。
ただし法要を始めとした弔事のマナーとしては、地域によって様々であるのも事実です。
心配な方は、あらかじめ親族や詳しい方に、ご当地の「お返しの相場」や「引き出物の定番」を尋ねておくこともおすすめします。
2-2.四十九日のお返しに一般的に選ばれているのは消えもの
四十九日の法要は、やはり不祝儀とされます。
そのためお返しのお品物としては、食品や消耗品などの後に残らない「消えもの」を選ぶのが一般的とされます。
具体的には、おまんじゅうや日本茶といった定番のお品物の他、最近では日持ちのする焼き菓子の詰め合わせを選ばれる方が多くいらっしゃいます。
賞味期限の短い生菓子や生クリームを使った洋菓子、魚やお肉などの生鮮品については、避けたほうがいいとされています。
消耗品でいうと、「不幸を洗い流す」という意味も込めて、洗剤をお渡しするのもいいでしょう。
いずれにしても、包装が青や紺色などの落ち着いた色味であったり、あまり華やかすぎない物を選ぶようにすると好ましいでしょう。
当店の包装ですと、イメージはこうした紺色のカラーが選ばれています。
2-3.掛け紙(のし)のマナー
四十九日のお返しのお品物には掛け紙を用います。
広くは「のし」と呼ばれることが多いですが、のしは婚礼や出産などの慶事に使用される紙を指すので、弔事の際にかける紙は正式には掛け紙といいます。
四十九日のお返しに付ける掛け紙としては、「黒白の結び切り」の水引が印刷されたものを用います。
西日本には「黄白の結び切り」の水引の掛け紙が用いられる地域もありますので、お住まいの地域によっては身内の方に確認してくださいね。
水引の上部分にあたる表書きには「志」と記し、下部分の名入れには「喪主の方の苗字」もしくは「〇〇家」と記載します。
ヤマト醤油味噌ではご法要に合わせた掛け紙も無料で承りしています。
包装についても、慶事と異なる弔事用の正式なお包み方でご用意させていただきますので、ご安心してお買い求め頂ければと思います。
なお、四十九日のお香典に対するお礼のお品ですので、ご夫婦で来られた参列者様にお香典を一つ頂いた場合、お返しも一つのみをお渡しするようにします。
2-4.(PR)ヤマト醤油味噌のギフトはご法要の席にもお選び頂いています
当店の各種の発酵食品も四十九日をはじめご法要の引き出物としてご利用いただいています。
例えば「フリーズドライ贅沢みそ汁」は、なす・ほうれん草・とん汁の3種類が20食分セットになったお品物です。
黒色の化粧箱に詰め合わせしておりますので、落ち着いたお色味で法要の贈り物としても向いているとお選び頂いています。
フリーズドライ味噌汁は贈るお相手の世代・生活スタイルを選ばないので、何を選べばいいのか迷われている方にはまずこちらをご提案させていただいております。
特に四十九日のお返しであれば、ご法要の当日にお渡しして、ご参列の方々が手に持ってお持ち帰りになることも多いものです。
フリーズドライ味噌汁なら軽くて持ち運びもしやすいので、ご参列者様に年配の方が多くても安心です。
木桶をあしらった濃茶色の紙手提げ袋もお付けしていますので、お申し付けくださいませ。
そして、フリーズドライ味噌汁であれば、加賀五彩の小箱もおすすめしております。
6食入りで手頃な大きさで、箱の外観は落ち着いた藍色や紫色ですので、弔事でお渡しするのにも適している色合いです。
またフリーズドライ味噌汁の他にも内容にバリエーションをつけたい場合には、「糀からの贈り物 糀と玄米のセットB」はいかがでしょうか。
寝かせ玄米ごはんのレトルトパックであれば玄米を炊飯器で炊くこともなく1食分から手軽に召し上がれますので、ご家庭でもきっと重宝されることでしょう。
他にも、送料無料のギフトセットのご提案や、箱の大きさに合わせて中身を変更するなどのご要望にもできる限りお応えしております。
例えば3種類のフリーズドライ味噌汁のうち、とん汁は個包装のパッケージがピンク色だから弔事に不向きなのでは?といったご相談を受けた場合には、他のほうれん草・なすと置き換えるといったご対応をさせて頂いております。
お品物についてご不明点がある場合は、お気軽にヤマト醤油味噌までお電話くださいね。
TEL:0120-12-1248(フリーダイヤル)
受付時間:8時~17時(土日祭日を除く)
3.四十九日のお返しの渡し方
四十九日のお返しのお品は、法要当日にお渡しする場合と後日郵送で贈る場合とございます。
一般的に四十九日の法要後、もしくは法要後の会食の際にお渡しする場合が多いとされます。
喪主の方が参列者一人一人にお礼を伝えながら手渡しするのが好ましいですが、参列者が多い場合などは会食の席にあらかじめ準備して置いておいても良いでしょう。
参列者の人数が多い場合や、四十九日の香典を頂いたものの諸事情により法要に参列されなかった方がいらっしゃる場合は、後日郵送でお返しの品をお贈りしましょう。
この場合は、法要の翌日から1ヶ月以内を目安に、お品物に挨拶状を添えてお送りするのがマナーとされます。
挨拶状には、香典(お供え)を頂いた事に対するお礼の言葉・法要を無事終えたことについてのご報告について記載しましょう。
この時、文中に「、」や「。」といった句読点は用いないようにしましょう。
四十九日に関わらず、挨拶状全般には句読点を付けないのが正式なマナーとされます。
これは、日本で句読点が生まれたのは明治以降、学校で子ども達が文章を読みやすいようにするためだったという由来によるものだそうです。
そこから、文章に句読点を付けるのはお相手を子ども扱いすることを連想させるとの考え方から、挨拶状や招待状には句読点を付けなくなったそうですよ。
また四十九日のお返しのお品を郵送する場合は、年末年始や先方にお祝い事があったタイミングは避けるようにすると、より丁寧でしょう。
4.まとめ
一般的に四十九日のお返しとは、四十九日の法要の際に香典(お供え)を下さった参列者の方へお渡しする引き出物の事を指します。
お葬式の際の香典とは別に、四十九日の際も香典を頂く形となるので、いわゆる香典返しとは別に用意する必要があります。
四十九日のお返しはおよそ2,000~5,000円程度の金額を目安に、食べ物や消耗品などの「消えもの」を選ぶのが一般的とされます。
お品物には、黒白もしくは黄白の結び切りの水引が印刷された掛け紙(のし)を付けます。
水引の上部分にあたる表書きには「志」と記し、下部分の名入れには「喪主の方の苗字」もしくは「〇〇家」と記載します。
包装についても、できるだけ落ち着いた色味の物が好ましいでしょう。
四十九日のお返しのお品は、四十九日の法要後もしくは法要後の会食の際にお渡しするのが一般的とされます。
後日郵送する方法を選ばれた場合は、お品物に挨拶状を添えるのがマナーとされます。
ヤマト醤油味噌のフリーズドライ味噌汁の詰め合わせは、黒色の化粧箱に入っており弔事の贈り物として実際にお選び頂いております。
軽くて持ち運びしやすいので、法要の引き出物としても差し出しやすいですね。
ヤマトでは他にも、送料無料のギフトセットのご提案や、箱の中身の変更も承っております。
ご法要の際ののし掛けにも、もちろん対応しておりますので、ぜひオンラインストアや店舗にお問合せ頂ければ幸いです。
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発酵食美人調味料
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店長:山本晴一
地元の酒造会社で修業を積んだのちに家業の「株式会社ヤマト醤油味噌」に入社。
修業時代の吟醸酒づくりにヒントを得た生の醤油「ひしほ醤油」を日本で初めて完成させた。
以来、フランスの三ツ星レストランをはじめ欧米の百貨店からも引き合いを受ける。
その後現在にいたるまで“あたらしい伝統食”を数々生み出している。
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