寝かせ玄米®とは?期待できる効果・作り方・美味しい食べ方・レトルトタイプをご紹介!
モチモチ食感で、噛めば噛むほど口の中に甘みが広がる「寝かせ玄米®」。
通常の玄米だと「ボソボソとして食べにくい」「玄米の独特な味が苦手」など、美味しくないイメージをお持ちの方が多いでしょう。
しかし「寝かせ玄米®」の場合は炊いてから3〜4日熟成させるため、玄米独特の癖が少なく非常に食べやすくなっています。
そこで今回は、「寝かせ玄米®」を食べて期待できる効果や作り方。また美味しく食べる方法や簡単に食べられるレトルトタイプの「寝かせ玄米®レトルトパック」についてご紹介します!ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
2-3.ビタミンB群や小豆ポリフェノールなどの栄養素がたっぷり
4.レトルトタイプの「寝かせ玄米®レトルトパック」でお気軽に寝かせ玄米デビュー
4-2.10日間糀でリセットプログラムを試して健康をサポート
1.寝かせ玄米®とは
寝かせ玄米®とは、玄米に小豆と塩を混ぜて炊き込み、3日から4日ほど熟成させて作るごはんのことです。玄米のイメージは食感がボソボソ・パサパサと白米と比べ違和感を感じやすく、糖臭くて苦手などの感想を抱く方が多いでしょう。
ところが、寝かせ玄米®は小豆や塩と一緒に熟成させることで、うまみや甘さが凝縮され、イメージする玄米ごはんよりもずっと美味しく食べられます。
また、柔らかくもちもちっとした食感も特徴的。小豆の食感や、塩味が加えられることで、お赤飯のような感覚で楽しめます。
寝かせ玄米®は、自分で作ることも可能。しかし、ただ炊くだけではなく熟成させる工程があるため、多少面倒な部分もあります。最近では、レトルトパックでレンジでチンして食べるタイプもあるので、あなたにあった食べ方を試してみてくださいね!
2.寝かせ玄米®を食べることで期待できる健康効果
毎日の健康を支える食品として注目されている寝かせ玄米。
寝かせ玄米®を食べることで、一体どのような健康効果を期待できるのでしょうか。ここでは、寝かせ玄米®を食べることによって期待できる健康効果を3つご紹介します。
2-1. 低GIでダイエットをサポート
寝かせ玄米®はダイエットをサポートしてくれると注目を浴びています。しかし、実はカロリーだけ見ると白米も寝かせ玄米も変わりありません。
注目してほしいのはカロリーではなく、GI値の低さです。GI値とは、食後の血糖値の上昇度合いのことを言います。GI値が高いと血糖値が急激に上昇。
このとき、脂肪の合成を促進するインスリンの量が多く分泌され、脂肪が蓄積されやすくなります。
ところが、低GIである寝かせ玄米®の場合、白米を食べるよりも血糖値の急激な上昇を抑えることができます。毎日のごはんを寝かせ玄米に変更することで、血糖値の上昇が緩やかになり、脂肪の蓄積を抑えられます。
2-2. 豊富な食物繊維で腸内環境にアプローチ
玄米の中にはたくさんの食物繊維が含まれています。通常の白米では100gあたりに0.5gの食物繊維を含むのに対し、玄米は100gあたり3gの食物繊維を持っており、白米の約5倍もの数字です。
私たち人間が食物繊維を摂取すると、腸内に潜む善玉菌と呼ばれる腸内細菌のエサとなります。善玉菌は、食物繊維を食べることにより増殖。腸内環境を整えて、体の健康をサポートしてくれます。
毎日の食事に寝かせ玄米®を取り入れることで、食物繊維を豊富に摂取できるので、腸内から私たちの健康を作ることが可能です。
2-3. ビタミンB群や小豆ポリフェノールなどの栄養素がたっぷり
寝かせ玄米®は、炊くときに小豆を加えることで、小豆に含まれるビタミンB1・B2・B6などのビタミンB群や、小豆ポリフェノールなどの栄養素も同時に摂取することができます。
ビタミンB群は主に、代謝をサポートしてくれる働きがあり、体の健康維持に必要不可欠な栄養です。また、小豆ポリフェノールには抗酸化作用が期待できるなど、寝かせ玄米®を食べることで期待できる健康効果はたくさんあります。
ぜひ、毎日の生活に取り入れて、体の内側から健康作りをしていきましょう。
3. お家で簡単!寝かせ玄米®の作り方
ダイエットから腸内環境を整えるなどの様々な健康効果が期待できる寝かせ玄米®。そんな寝かせ玄米®は一体どのように作ることができるのでしょうか。
ここでは、ご家庭で寝かせ玄米®を作る方法についてご紹介していきます。
3-1. 寝かせ玄米®のレシピ
寝かせ玄米®は小豆と塩を用いて作ります。下記レシピは、2人〜3人前の分量となっているので、ご家庭の人数に合わせてお作りください。
- 玄米(2合)
- 小豆 (大さじ2杯)
- 塩(小さじ½)
- 水(500ml)
3-2. 寝かせ玄米®を作る手順
寝かせ玄米®は圧力をかけて炊飯したり、長時間保温して熟成して作るため、「家庭で再現しにくいのではないか」と思ってしまう方は、いらっしゃいませんか?
実は、通常の炊飯器でも作ることが可能です。今回は、特別な炊飯器を使用しない場合の作り方をご紹介するので、ぜひお試しください。
手順①:玄米と小豆をお水で研ぎ洗う
はじめに玄米と小豆を大きめのボウルに入れ、水で洗いましょう。洗うコツは拝み洗いをすることです。
拝み洗いとは、両掌を合わせて玄米をこするように洗う方法。強くこすらず、優しく玄米全体を包み込むように洗いましょう。
【ポイント】拝み洗いをした後は、泡だて器を使って玄米の表面に傷をつけるように研ぐと、さらにふっくらとした炊き上がりになります!
手順②:塩とお水を加え8時間〜24時間浸水させる
研ぎ終わり水を切った後は、塩を加えて優しくかき混ぜます。かき混ぜたあとに、お水を加えて浸水させ、8時間〜24時間ほど寝かしましょう。
手順③:炊飯器で玄米を炊く
一晩ほど寝かせた玄米を炊飯器に入れて炊きます。お使いの炊飯器に玄米モードがある場合は、玄米モードのメモリに合わせて水を入れて炊くようにしましょう。
手順④:保温モードで3〜4日間寝かせる
炊飯後は保温モードにし、1日1回かき混ぜるようにして寝かせます。かき混ぜるときは、底からしっかりと返し、全体を入れ替えるようにかき混ぜます。
かき混ぜた後は、炊飯釜に触れる面積が少なくなるように真ん中にこんもりと盛るようにしてください。乾燥しにくく、もちもちと柔らかい食感に仕上がります。
手順⑤:好みの硬さ・食感になったら完成
寝かせる期間は3日〜4日で、好みの硬さや食感になったタイミングで完成です。炊飯する前よりも、お赤飯のような赤茶色となり、ふっくらと柔らかい食感になっていたら成功です!
3-3. 寝かせ玄米®を美味しく作るポイント
寝かせ玄米®を美味しく作るポイントは3つ。
- 研ぐ時に表面に傷をつけて洗う
- しっかりと浸水させて吸水させる
- かき混ぜる際にお釜に接着する部分を減らす
それぞれの工程は時間がかかり、寝かして待つ工程がある分少々もどかしいものですが、どれも美味しくふっくらとした食感を作り上げるために欠かせないポイントです。
寝かせ玄米®を作るときは、気長に、我が子を育てているかのように丁寧に作りましょう。
3-4. 圧力鍋で寝かせ玄米を作る場合
圧力鍋で寝かせ玄米を作る場合は、浸水時間が1時間で済むので非常に早く炊くことができます。炊き込みが終わったあとは蒸らして、炊飯器に移動。
保温モードで3〜4日程度寝かせて、1日1回天地返しをしながらかき混ぜたら完成です。炊飯器で作るよりも、浸水時間が短くなる分、少し手軽に作れますよ。
3-5. 寝かせ玄米®を作る時の3つの注意点
寝かせ玄米®を作るときは、下記の3つに注意して作りましょう。
注意点①:炊飯器のお釜が劣化する場合がある
炊飯器のお釜は一般的にフッ素加工(テフロン加工)が施されています。フッ素加工は塩分に弱いため、保温モードで寝かせる際に加工が剥げやすくなる場合があると認識しておきましょう。
注意点②:玄米モードの有無を確認すること
炊飯器の種類によっては玄米モードがない場合もあります。寝かせ玄米®を作る際は、玄米の炊飯が可能な炊飯器かどうかを確認しておきましょう。
注意点③:炊いてから4日以内に食べ切ること
寝かせ玄米®は4日以内に食べ切るようにしましょう。4日以上保存しておきたい場合は、冷凍保存がおすすめです。冷凍保存の場合、白米と同じように1ヶ月ほど保存できます。
4. レトルトタイプの「寝かせ玄米®レトルトパック」でお気軽に寝かせ玄米®デビュー
「寝かせ玄米®を作るのはやっぱり大変そう」という方には、レトルトタイプの寝かせ玄米®がおすすめ!レトルトタイプの中でも特におすすめなのが、「寝かせ玄米®レトルトパック」です。ここでは、寝かせ玄米®の特徴や寝かせ玄米を使ったダイエットプログラムなどをご紹介します。
4-1. 「寝かせ玄米®レトルトパック」とは
「寝かせ玄米®レトルトパック」とは、特殊な圧力釜で炊いた玄米を、結わえる独自製法で寝かせたレトルト商品です。レンジでチンするだけで簡単に食べられるので、自分で作るよりも手軽に寝かせ玄米®を楽しめます。
また、小豆を加えた寝かせ玄米®だけでなく、もち麦タイプ・玄米タイプ・十五穀タイプなど種類も豊富。その日の気分に合わせて、好きな味をお選びいただけます。
「寝かせ玄米®レトルトパック」の、小豆タイプ・黒米タイプ・もち麦タイプ・十五穀タイプの商品詳細は下記の通りです。
「寝かせ玄米®レトルトパック」の商品情報
原材料名 | ■小豆:玄米(国産)、小豆、食塩 ■黒米ブレンド:玄米(国産)、黒米、食塩 ■もち麦ブレンド:玄米(国産)、もち麦、食塩 ■十五穀ブレンド:玄米(国産)、丸麦、胚芽押麦、もち麦、もち玄米、 もち赤米、もち黒米、紫もち麦、はと麦、もち緑米、もちきび、もちあわ、 ひえ、たかきび、玄米胚芽、アマランサス、食塩 ※玄米は特別栽培ミルキークィーン、コシヒカリ、あきたこまちを独自配合。 |
内容量 | 180g |
賞味期限 | 製造から約12ヶ月 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避け、常温保存 |
長く保存できるので、好きなタイミングで食べられますよ!
4-2. 10日間糀でリセットプログラムを試して健康をサポート
ヤマト醤油味噌では、「寝かせ玄米®」「甘酒」「フリーズドライ味噌汁」の3種類をセットにした、10日間糀でリセットプログラムをご用意しております。
プログラムの内容は、朝ごはんを甘酒に置き換え、お昼または夜に寝かせ玄米®やフリーズドライ味噌汁を飲むことで「体の内側から綺麗にしよう!」というもの。
10日間続けることで、ダイエット・お肌・腸内環境にアプローチをかけ、健康を目指します。「気軽に寝かせ玄米®を楽しみたい方」「一日一糀生活を始めたい方」におすすめです!
5. 寝かせ玄米®レトルトパックを美味しく食べる方法
「玄米だけで食べても、何と組み合わせたら良いか分からない」「どうやったらより美味しくたべられるの?」ここでは、そんな疑問にお答えします。
今回ご紹介する「美味しく食べる方法」は、シンプルにお魚料理やお肉料理と組み合わせるものではなく、素材の味に着目した食べ方をチョイス。
買ってすぐに試せる簡単な食べ方をご紹介していきます!ぜひお試しください。
5-1. ごま油を使った韓国海苔を乗せて
寝かせ玄米®はごまの香ばしさや海苔の風味との相性が抜群!特にごま油を使った韓国海苔とは相性が良く、美味しく寝かせ玄米®を食べられます。
ごま油を使った韓国海苔は、海苔の両面にごま油・塩を塗り、フライパンで両面を焼くだけで簡単に作ることができるので、ぜひ試してみてください!
5-2. ごま塩をかけてシンプルに
先ほどお伝えしたように、寝かせ玄米はごまとの相性が非常に良いです。したがって、シンプルにごま塩をかけて食べる方法もおすすめ!
ごま塩だと、寝かせ玄米®のふんわりもちっとした食感を崩すことなく、素材の味を楽しめます。
5-3. カレーやシチューとコラボレーション
寝かせ玄米®は柔らかくもちっとした食感なため、カレーやシチューなどご飯に絡めて食べる料理にもピッタリ!
非常に絡みやすく、美味しく寝かせ玄米を味わうことができますよ。
またヤマト醤油味噌では、甘酒を活用した玄米甘酒カレーを取り扱っています。自然な甘さと辛すぎないほどよい辛さが特徴的で、寝かせ玄米®とも相性抜群。
ぜひ寝かせ玄米®と一緒にお楽しみください。
6. まとめ
寝かせ玄米®をお家で一から作るのは少し大変ですが、美味しくなるようじっくり完成を楽しみながら作ることができるお料理です。
寝かせる時間や浸水の時間によって仕上がりが変わるので、工夫が完成度に直結します。
普段食べている白米とは気分を変えて楽しみたい・健康に気を使いながらお料理したいという方は、ぜひ寝かせ玄米®作りを試してみてはいかがでしょうか。
また、気軽に食べたいという方には、「寝かせ玄米®レトルトパック」がおすすめ!まずは寝かせ玄米®がどんなものか食べてみたいという方は、ぜひお試しください。
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発酵食美人調味料
SHOP MANAGER
店長:山本晴一
地元の酒造会社で修業を積んだのちに家業の「株式会社ヤマト醤油味噌」に入社。
修業時代の吟醸酒づくりにヒントを得た生の醤油「ひしほ醤油」を日本で初めて完成させた。
以来、フランスの三ツ星レストランをはじめ欧米の百貨店からも引き合いを受ける。
その後現在にいたるまで“あたらしい伝統食”を数々生み出している。
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