初心者向け!とにかく簡単に作れるのにみんなとひと味違うキャンプ飯をご紹介!(家族・グループ)
川遊びやキャンプ、ハイキングなどアウトドアが人気ですね。アウトドアに欠かせないのが、いわゆる「キャンプ飯」と呼ばれる外ご飯メニュー。いつもとは違う環境で調理し、新鮮な空気の中で味わうご飯は格別です。
でも「キャンプ飯」に興味はあるけれど、いま一歩踏み出せない方もいらっしゃるかもしれませんね。
「いつもと違う場所で料理するのは、慣れないから不安」
「興味はあるけど、準備は面倒じゃないのかな?」
そんな方に向けて、あくまでも「初心者向け!」でお料理が苦手な方や慣れない屋外調理でも「とにかく簡単に作れる!」という点を重視して、キャンプ飯の各種レシピについてご紹介していきたいと思います。しかも、発酵食(塩糀など)を活かすことで、みんなとひと味ちがう品に仕上がりますから、メニューをきっかけに一層盛り上がれるかもしれません。
近々アウトドアに行く予定がある方はもちろん、お庭でプチキャンプを楽しむという際にも、ぜひご参考にしてくださいね。
もくじ
1. とにかく簡単に作れるキャンプ飯
1-1. 調味料をちょい足しして本格的な味わいに
1-2. サバ缶の簡単アレンジレシピ
1-3. スープが欲しいときは「フリーズドライ贅沢みそ汁」
2. メイン・主食になるキャンプ飯
2-1. 塩糀焼そば
2-2. 豚汁
2-3. 豚肉チャーシュー
2-4. ねぎみそ焼き鳥
2-5. ごまみそホットサンド
3. まとめ
1. とにかく簡単に作れるキャンプ飯
「キャンプ飯」と聞くと、専用の道具が沢山必要そうなイメージがあるかもしれません。スキレットだったり、ダッチオーブンだったり、色々取り揃えなければいけないんじゃないの?とお考えの方も多いことでしょう。しかしキャンプ飯といっても、中には本当に簡単なものもあるんですよ。まずは、とにかく簡単に楽しめるキャンプ飯をご紹介しましょう。
1-1. 調味料をちょい足しして本格的な味わいに
まずは市販の食べ物に、調味料をちょい足しするというテクニックから。登山やキャンプで活躍するインスタントラーメン。例えば、チューブにんにくやコショウをちょい足しするだけでも深みが増しますよね。簡単に本格的な味わいを楽しみたいときは、ぜひ魚醤「いしるだし」を試してみませんか?ラーメンに小さなスプーン1杯の「いしるだし」をちょい足しすると驚くほど本格的な味わいになりますよ。
例えば、コンビニなどでも調達できるアルミ鍋に入った冷凍鍋焼きうどんに魚醤「いしるだし」をちょい足しすると、市販のうどんが風味豊かな味わいに一変します。
「料理」というと難しく考えてしまいがちですが、風味付けになるような調味料をちょっと加えるだけでも、市販の食事が手間なくグレードアップします。
ヤマトのいしるは、国産の新鮮なイワシを塩漬けにし、じっくり熟成・発酵させています。魚介とだしの風味がふわっと香り、食欲をそそりますよ。
1-2. サバ缶の簡単アレンジレシピ
簡単に作れるキャンプ飯として、缶詰のアレンジレシピについてもぜひ試してみてください。かさばらず、保冷する必要もなく、切る手間もないのが缶詰の良いところ。特にサバ缶は、缶詰の中でも色んなアレンジが楽しめる優れものです。
【サバ缶のチーズ焼き】
材料(2人分)
サバ缶(水煮)…1缶(190g)
塩糀…小さじ2
マヨネーズ…小さじ2
ピザ用チーズ…お好きな量を適量
作り方
塩糀とマヨネーズをよく混ぜてからサバに乗せ、トッピングにピザ用チーズをかけて、缶のまま網に載せて焼く。
サバ缶にマヨネーズ?と思われるかもしれませんが、実はとてもよく合う組み合わせなんですよ。塩糀は、塩の代わりに使います。塩糀のほのかに甘く塩気のある味わいが加わることで、驚くほど全体のバランスが整います。
ヤマトの塩糀は、国産原材料の糀と塩を使い、しょっぱすぎず、優しい甘みがあるのが特徴です。酵素が活きているので、素材の旨みを引き出してくれますよ。
【サバ缶のトマト煮】
材料(2人分)
オリーブオイル…適量
チューブにんにく…1~2cmほど
玉ねぎ…1個
サバ缶(水煮)…1缶(190g)
トマト水煮缶…1缶(200ml)
白ワイン…大さじ1
いしる糀…大さじ1
塩糀…味見しながら適量
こしょう…仕上げに少々
作り方
1.玉ねぎは皮をむいて薄切りにする
2.鍋にオリーブオイルとチューブにんにくを入れて中火にかけ、香りが立ったら玉ねぎを加えて全体に油が馴染むまで炒める
3.サバの水煮缶、カットトマト缶、白ワイン、いしる糀を加えて中火のまま10分弱ほど煮る。フタはしないでOKです。軽く煮詰めるイメージです。
4.最後に塩糀とこしょうで味を調えれば完成
サバの水煮缶の汁には旨みが溶け出しているので、汁ごとあまさず使いましょう。材料を鍋に入れた後は、火にかけて煮込むだけなのでとても簡単。フランスパンやトーストに載せたり、パスタにかけて食べるのもおすすめです。
1-3. スープが欲しいときは「フリーズドライ贅沢みそ汁」
シェラカップがあるとどこでもお湯を沸かせますから、コーヒーやスープをアウトドアで楽しみたいときに重宝します。
アウトドアでもお湯を注ぐだけですぐに食べられる、粉末タイプやフリーズドライタイプの「お湯を注いで溶かすだけ、戻すだけ」のスープを選ぶとよいでしょう。
ヤマトのフリーズドライ贅沢みそ汁は、鰹節と昆布のお出汁にヤマトの糀味噌を合わせた、風味豊かな味噌汁で化学調味料無添加、具材もしっかり入っていますし、軽量でかさばりませんから荷物の隙間にちょっと詰められますよ。
アウトドアでは夜も更けると、ぐっと気温が下がってきますから、バーベキューやたき火などで盛り上がった後にお味噌汁が味わえると、想像以上に美味しいもの。登山でも、お湯さえ沸かせれば、その場ですぐに本格的なお味噌汁が味わえます。
2. メイン・主食になるキャンプ飯
川遊びや海水浴、ハイキングなどのアウトドアでは体をよく動かすので、いつもよりお腹がすくものです。そのためお肉などのがっつりしたメニューや、麺類・ご飯などの主食は欠かせません。お次はメイン・主食になるキャンプ飯のレシピを、各種ご紹介していきましょう。
2-1. 塩糀焼きそば
材料(2人分)
中華麺…2玉
豚こま肉またはバラ肉…100g
キャベツ…2~3枚
もやし…1袋
塩糀…大さじ2~3(お好みで調整)
ごま油…適量
水…20ml
こしょう…少々
作り方
1.豚肉はあらかじめ塩糀(大さじ1)に漬けて少し時間を置き、味をしみ込ませておく
2.フライパンや鉄板にサラダ油を入れて熱し、豚肉を加えて炒める
3.お肉に火が通ったらキャベツ、もやしを加えて炒め合わせる
4.具材がしんなりしてきたら中華麺と水、塩糀(大さじ1)を加えて炒め、麺がほぐれたらこしょうを振って完成
アウトドアで定番の焼きそばですが、塩糀で味付けすることによって他の人とかぶらない一品に仕上げられます。豚肉をあらかじめ塩糀に漬け込んでおくことで、お肉が柔らかくなり旨みも引き出すことができます。豚肉以外にもシーフードミックスを使って海鮮焼きそばにしてもおすすめです。塩加減や入れる野菜についても、お好みで色々アレンジしてくださいね。
2-2. 豚汁
材料(3~4人分)
豚こま肉…200g
塩糀…大さじ1~2
玉ねぎ…1玉
大根…4cmほど
にんじん…4cmほど
さつまいも…2分の1本 ※金沢風で、さつまいも入りの豚汁を「めった汁」とも言います
水…600ml
顆粒和風だし…小さじ1 ※「金沢 料理みそ」を使う場合は不要
味噌…大さじ3~4(味見しながら適量)※「金沢 料理みそ」を使う場合も同量程度
ごま油…適量
作り方
1.下ごしらえをする。豚こま肉はあらかじめ塩糀に漬けて馴染ませておく。玉ねぎは薄切りに、大根・にんじん・さつまいもはいちょう切りにしておく。できればここまでは家庭の台所で済ませて、すべてジッパー付きの保存容器やタッパーなどに入れて保冷バッグなどで10℃以下になることを心がけて持ち運ぶこと。
2.鍋にごま油を入れて熱し、豚こま肉を入れ、表面の色が変わるくらいに火を通す。
3.玉ねぎ・大根・にんじん・さつまいもを加え、ざっと炒める。
4.水・顆粒だしを加えて、鍋にフタをして、根菜類がやわらかくなるまで約10分中弱火で煮る。野菜に火が通ったら、最後に味噌で味付けして完成。
※「金沢 料理みそ」を使う場合は、顆粒だしは不要です。
1の下ごしらえは家庭で済ませておきましょう。移動の際は温度管理に注意して、保冷バッグを活用しましょう。塩糀で豚肉を漬けておくことで、旨味たっぷりの豚汁に仕上げることができます。塩糀や醤油糀などでお肉の下ごしらえを済ませておけば、移動の間にもしっかりとお肉の旨みを引き出してくれて、仕上がりがグレードアップします。材料の野菜は、お好みで色々アレンジしてくださいね。また味噌にはヤマトの「金沢 料理みそ」を使うのもおすすめします。料理みそは、ちょっとピリ辛の万能味噌です。旨みたっぷりなので、顆粒だしを入れる必要もなく手間なく味が決まりますし、味噌汁だけでなく、鍋や味噌炒めなど色んな料理の味付けに使えてとても便利ですよ。
2-3. 豚肉チャーシュー
材料
豚かたまり肉…1本
醤油糀…適量(全体にまんべんなく塗る 肉の重量の10%量が目安です)
すりおろし生姜…お好みで少量
すりおろしにんにく…チューブでも可。お好みで少々。
作り方
1. フォークで豚かたまり肉を位置を変えながら刺して、表面全体に小さく穴をあけ、味がしみ込みやすい状態にする。
2.醤油糀・にんにく・生姜を豚かたまり肉の表面にまぶして、少し時間を置く
3.豚かたまり肉をアルミホイルで包み、網や鉄板の上に載せて転がしながら20分ほど加熱
し、火からおろしてアルミホイルでくるんだまま15分ほど保温し、余熱で中までじっくり火を通せば完成
こちらはメインとなる豚肉チャーシューのレシピです。自宅で1~2までの下準備を済ませておけば、後は焼くだけなので簡単ですね。アルミホイルにくるんで焼きますが、醤油糀は若干焦げやすいですから、肉を転がしながらまんべんなく火を通していってください。焼きあがるまで多少の時間がかかるので、火がついたら早速焼き始めるのがオススメです。おつまみとしてそのまま食べるのはもちろん、ご飯に載せてチャーシュー丼にすれば、小さなお子さんにも大人気となること間違いなしの一品です。醤油糀は塩糀と同様に、糀由来の酵素がたっぷり含まれています。この酵素がお肉を柔らかくして旨味を引き出してくれるので、お肉がより美味しく仕上がるんですよ。
2-4. ねぎみそ焼き鳥
キャンプ飯といえば、バーベキューでの串焼きも定番ですね。焼き鳥の味付けにはタレや塩が思い浮かびますが、一風変わった味付けをしたいのであれば「ねぎみそ」を塗るのがおすすめですよ。ヤマトのねぎみそは、青ネギを刻んで厳選された味噌と合わせて、ほんのりピリ辛味に調えてビン詰めしました。味付けには玄米甘酒のまろやかな甘みに唐辛子のピリ辛味が絡み合って、クセになると評価されています。串に刺した鶏肉にある程度火が通ったタイミングで、後から塗って軽く焦がすと完成です。その他にも、おにぎりに塗って焼きおにぎりにしてもとてもよく合いますよ。
余談ですが、バーベキューでは、火を起こすまでにつまめるメニューが一品あると大変重宝します。このねぎみそと新鮮でよく冷やしたキュウリさえあれば、火がしっかり立ち上がるまでのおつまみに最適です。さっと洗ったキュウリを、ねぎみそにディップして召し上がってみてください。
2-5. ごまみそホットサンド
ご飯よりパン派という方へは、ホットサンドがおすすめです。ホットサンドメーカーは、安いものだと1,000円台からありますので、キャンプ飯初心者の方でも手を出しやすいのではないでしょうか。パンを焼くのはもちろん、おにぎりやお餅、卵焼きなども焼くことができるので、工夫次第で様々な楽しみ方ができるんですよ。ホットサンドの具に挟むのは、定番ならツナマヨ、ハム、ポテサラなども良いのですが、ここはヘルシーにヤマトの「ごまみそ」を挟んでみてはいかがでしょうか。黒ごまの香ばしい香りに玄米甘酒の優しい甘みが加わって、パンに意外なほどよく合います。
アウトドアで活躍した後に残ったごまみそは、ご自宅では茹でた小松菜やほうれん草に和えたり、お餅や田楽(こんにゃく)に付けたりして召し上がるのもおすすめですよ!
3. まとめ
ここまで、とにかく簡単にキャンプ飯を楽しめる方法・レシピについて、各種ご紹介してきました。「キャンプ飯といえば・・・専門の道具が必要で大変そう」、と思っていた方には、ハードルがずいぶん下がったのではないでしょうか。
キャンプ飯と言っても、必ずしも専門の道具が必要なわけでもなければ、手の込んだ料理が必要なわけでもありません。ただ、ちょっと調味料を変えると、オリジナルで本格的な味に仕上がるので、今回は発酵食品を活用した簡単なキャンプ飯メニューを紹介しました。
例えばインスタントラーメンなど市販の味も、「いしるだし」などオリジナルで調味料をちょい足しするだけでも、手間なく本格派に変わります。塩糀や醤油糀などでお肉の下ごしらえを済ませておけば、保冷バッグなどで持ち運ぶ間にもしっかりとお肉の旨みを引き出してくれて、味わいが深まります。こうした発酵食品を使えば、簡単でありながら、みんなとかぶらないレシピなので話題としてもきっと盛り上がれるはず。
アウトドアはもちろんのこと、お庭で気分転換にプチキャンプなどでも、気軽に楽しんでみて頂ければと思います。
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発酵食美人調味料
SHOP MANAGER
店長:山本晴一
地元の酒造会社で修業を積んだのちに家業の「株式会社ヤマト醤油味噌」に入社。
修業時代の吟醸酒づくりにヒントを得た生の醤油「ひしほ醤油」を日本で初めて完成させた。
以来、フランスの三ツ星レストランをはじめ欧米の百貨店からも引き合いを受ける。
その後現在にいたるまで“あたらしい伝統食”を数々生み出している。
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