今回は、部員さんからのご要望も多い『糀スイーツ教室』でした。
夏にも作りやすい、食べやすいレシピでしたので、甘いものでホッとしたいときに是非楽しんでいただきたいと思います。
それでは早速ご紹介していきます。
***今回の糀部のメニュー***
・玄米甘酒プリン
・大麦甘酒豆腐白玉
・玄米甘酒チェー
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まずは、玄米甘酒プリンからです。
玄米と米糀だけで作られた〘玄米甘酒〙は、そのまま飲んでも大変美味しいのですが、甘みや風味を生かして料理やスイーツにも使えるのですよ。
今回は甜菜糖と一緒に使って、優しい甘さのプリンに仕上げました。
よく溶きほぐした卵に、甜菜糖、〘玄米甘酒〙牛乳を加え卵液を作ります。
型に注ぎ、蒸すのですが、今回はフライパンで簡単に蒸していきましたよ。
5cm程度のお湯で蒸すのですが、ポイントは蓋を少し斜めにすかしておくところです。
こうすることで、水滴が落ちるのを気にすることなく蒸すことができます。
これを覚えておくと、茶わん蒸しなどでも使えますので重宝しますよ。
粗熱をとり、冷蔵庫で冷やしたプリンに黒蜜とお好みで生クリームを添えたら完成です。
次は、大麦甘酒豆腐白玉です。
この〘大麦甘酒〙は大麦と米糀だけで作られた甘酒です。
先ほどの玄米甘酒よりも、とろみがありまろやかな甘酒です。
玄米か大麦かは好みが分かれるところですが、同じ糀菌の甘酒ですので味わいは似ております。
より食物繊維の多い大麦甘酒はお通じの改善にもオススメで、私は交互に飲んでおります。
もちろんお料理にも使いますし、玄米甘酒と同様に楽しんでいただきたいですね。
白玉粉、絹ごし豆腐、〘大麦甘酒〙で生地を作っていきます。
それを成形して茹でていくのですが、今回はこの作業を皆さんでやりました。
久しぶりの実習です!
それで今回はなんと、ドイツからご参加いただいた男性部員さんがいらして、もちろん一緒に実習も行いました。
日本に旅行にいらして、わざわざ金沢まで糀部のために来ていただいたようです。
実習も楽しかったですが、外国の方を交えての部活、とても盛り上がりました。
茹で上がった白玉はモチモチつるつるでとても美味しそうです。
豆腐と甘酒のおかげで、冷めても硬くなりにくく、試食の際もモチモチでしたね。
その白玉に、絹ごし豆腐、〘ごまみそ〙〘大麦甘酒〙〘アガベシロップ〙で作った豆腐ごまダレをかけたら完成です。
ドイツ人の男性も「美味しいからはやく彼女に作ってあげたいよ」とおっしゃっていました。
最後は、玄米甘酒チェーです。
ベトナムのスイーツ、チェーを〘玄米甘酒〙とココナッツミルクで作りました。
ボウルにココナッツミルク、〘玄米甘酒〙を入れてよく混ぜ合わせたら、お好みのフルーツや小豆、カボチャ、先ほどご紹介した大麦甘酒白玉などを入れたら完成です。
私はココナッツミルクの風味が大好きなので、甘酒の優しい甘さと相まってとても気に入りましたね。
ココナッツミルクは冷凍保存も出来るので、1缶開けるのが大変という方は、是非小分けに冷凍なさって楽しんで見て下さい。
さて、今回の糀部は、毎回ご要望の多い糀スイーツを、簡単に作れてこの暑い時期にもピッタリなメニューでご紹介させていただきました。
甘酒はもちろんそのまま飲んでいただいても美味しいのですが、料理やスイーツにもお使いいただけることを糀部ではこれからも発信していきたいと思います!
残暑の厳しいこの季節にこそ、召し上がっていただきたいスイーツですので、是非おうちでの自主練もよろしくお願いいたします。
また今回は海外からのご参加もございました。
全国各地からのご参加もお待ちしておりますので、まだ参加したことない!という方、ぜひご参加くださいね!
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店長:山本晴一
地元の酒造会社で修業を積んだのちに家業の「株式会社ヤマト醤油味噌」に入社。
修業時代の吟醸酒づくりにヒントを得た生の醤油「ひしほ醤油」を日本で初めて完成させた。
以来、フランスの三ツ星レストランをはじめ欧米の百貨店からも引き合いを受ける。
その後現在にいたるまで“あたらしい伝統食”を数々生み出している。
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